8月7日、気象庁が天気を分析・予測する「高解像度降水ナウキャスト」というシステムをリリースしました。

台風が多く、また夕立やゲリラ豪雨も頻繁に起こり、天気の変動が気になるこの季節にゼッタイ知っておきたい「高解像度降水ナウキャスト」についてご紹介致します。

「高解像度降水ナウキャスト」

ナウキャストってなに?

ナウキャストとは、降水域の分布を高い解像度で予測・解析するシステムです。ナウキャストは「現在(now)」と「予測(forecast)」を組み合わせたネーミングで、現在の降水状況をすばやく詳細に解析し、短時間の予測をこまかく更新することを意味しているそうです。

パソコン・スマートフォンのどちらからでも利用できるため、台風や落雷・突然のゲリラ豪雨を始めとする天気の移ろいやすい季節に役立ちそうですね。

なにができる?

ナウキャストでは250m四方の細かさで降水量や雨の降り方を5分ごとに予測・解析し、それらの分布予測データを60分先まで確認できます。また動画表示もできるため、ただ予測するだけでなく「3時間前から現在までの天気分布」「現在から1時間後までの天気分布」といったデータを動画で見ることができるのが特徴です。

今回リリースされた「高解像度降水ナウキャスト」では、従来の降水ナウキャスト(1km四方)の4分の1の細かさで降水域を分析できるようになったため、強い雨をより迅速に分析できるようになったそうです。また住居やコンビニだけでなく、地名や電車、河川・道路の地図を表示し、アメダスの予測データなどとも調べることができます。

パソコンだけでなくスマートフォンにも対応しているため、外出先での確認にも便利です。表示したい範囲をあらかじめ登録しておくと、次回の利用時からその領域が表示されます。

35~60分先までの予測は、1km四方となるようです。

ナウキャストを使ってみる

高解像度降水ナウキャストを使ってみましょう!ちなみにここでは、外出先で確認しやすいスマートフォン版の画面を参考にしています。

雨雲が近づいているかチェックしよう

現在の強い降水域は暗めの黄色、30分後までに強い降水域になると予測される地域は明るい黄色の枠線で表示されます。もし現在地が明るい黄色の枠線で囲まれている場合は、突然の雨に注意してください。

さらに近付いている雨域に赤い枠線が表示されている場合は、強い雨だけでなく雷・竜巻などの危険があります。現在地の近くで赤い枠線の表示を見かけた場合は、安全な場所へ避難しましょう。

動画で天候予測してみる!

スマートフォン版の画面左下にある「動画」ボタンから、再生したい降水分布のタイプを選んでから「再生」へタップしましょう。すると5分間隔で予測された降水分布を動画として見ることができます。

日付・時刻の表示された上部のバーが黄色くなれば、そのとき画面に表示されているのが降水予測であるということになります。参考画像によれば、東京では1時間後に弱い雨雲が訪れることがわかります。

気象庁公式アプリを活用しよう

さまざまな天気予報サービスがありますが、「気象庁」というお墨付きがあると安心感がグッと上がるような気がします。鞄の中には折り畳み傘、そしてパソコンやスマートフォンには「ナウキャスト」で急な雨もかしこく回避してしまいしょう!

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