一見、ホームページやブログ、ケータイ小説などと大して変わらないようにも見える電子書籍ですが、さて、どこがどう優れているのでしょう?

電子書籍は売ってもいい

ホームページ

ホームページ(その一種であるブログや掲示板、ケータイ小説なども)そのものは、基本的に売る事はできません。

たとえば、ホームページをシークレット制や会員制にして、あくまで閲覧希望者から参加費、視聴料などを徴収しているのです。

電子書籍

電子書籍は、たとえホームページ上に並べられていても、売っているのは個々の電子書籍です。電子書籍サイトとは「お店」なのであり、サイトのページを売っている訳ではないのであります。

自分のホームページを有料サイトにするには自分で全て手続き・管理をしないといけませんが、電子書籍を販売したいのでしたら、電子書籍発行の専門サイトに参加するだけでオーケーです。

電子書籍は制作コストがかからない

紙媒体の書物

紙媒体の書物を制作・出版する場合は、必ずお金がかかります。「出版社の方で費用を工面してくれなくても、本を作りたい」のであれば、自分で費用を用意するしかなく、これを自費出版と言います。

電子書籍

電子書籍も、スポンサー(出版社)なしで、自分の本を発行できますが、電子書籍発行の専門サイトに無料登録するだけで、全く費用をかけずに、自分の本の発行・販売ができてしまいます。

「紙媒体の書物の制作」で費用を必要とする紙代とか印刷代と言ったものが、電子書籍ではいっさい要らないからです。

本を制作費の中には、編集や校正、宣伝などの費用も含まれています。電子書籍でも、他人にそれらの作業を依頼するのでしたらコストが発生する事になります。

電子書籍の料金システム

紙媒体の書物

上述したように、紙媒体の本は、とにかく費用のかかる要素が多いので、発行部数を増やして、一冊の販売額をそれなりに高くしないと、作った全冊が完売できても、赤字になってしまいます。

出版社と契約して、自分は初期費用無料で本を発売できたとしても、印税として、著者がもらえるのは販売額の5パーセントから20パーセントぐらいだとも言われています。

ホームページ

専用のサービスサイトに参加して、ブログやケータイ小説を書かかせてもらえば楽ですが、その種のブログやケータイ小説は最初から勝手な有料化はできません。

電子書籍

電子書籍は、専用のサービスサイトに登録(たいがい、無料)すれば、その中で、最初から有料で販売する事が可能です。

しかも、本が売れた場合は、販売額の半分以上を著者がもらえます。制作にコストがかからないからこそ、この高額還元も実現しているのです。

さらに、紙媒体の本と違って、いくら売れても品切れする事はなく、増刷用の追加費用がかかる心配もなく、いつまでも、その作品を残し続ける事もできるのでした。

おわりに

電子書籍は、「紙媒体の本」と「ホームページ」の両方のメリットを持ち合わせているメディアだと考えてもよいでしょう。

ただし、紙媒体の本やホームページ以上の作品を書けるかどうかは別問題です。それだけは、やはり、作者の力量次第なのであります。

引用画像/ブクログのパブーより