パソコンを購入すると必ずと言っていいほど、ルーターという言葉を聞く機会があると思います。

「ルーターって何?」という疑問を持ちつつ、「ネットに繋ぐために必要なものなのはわかるけどうまくは説明できない。どうしよう」と多くの方が思われているのではないでしょうか。今回はそんなパソコン初心者にもわかる「ルーター」の意味を解説します。

ルーターの意味とは

ルーターとは複数のネットワーク同士を繋げる中継となる機器を指します。

有線LAN(LANケーブル)や無線LANで接続できる

インターネットという世界中にオープンとなっているネットワークと、家庭内や会社内のクローズドな(それぞれ個々に限られている)ネットワークの中継地点の役割を担うのがルーターです。LANケーブルや無線LANでデジタル機器に接続することができます。

みなさんも会社や家庭、カフェなどのお店で、LAN接続されているPCやスマホを何気なく使用しているのではないでしょうか。2020年のオリンピックに備えて公衆無線LANの整備をしていくというニュースもありました。

複数の端末を同時にインターネットに接続できる

ルーターを介すことで複数の端末それぞれにIPアドレス(ネットワークに接続するために必要な身分証明書のようなもの)を振り分けることができ、複数端末の同時接続を可能にしてくれます。

そして、このルーターを通してデータをパソコンとインターネット間で、もしくは同じネットワーク下にあるパソコン同士でやりとりすることができます。

持ち運びできるモバイルルーターもある

最近では家庭用だけでなく、携帯して持ち運びもできるモバイルルーターというものが存在します。提供会社が電波を発している基地局と端末をつなぐ役目を果たしてくれます。

モバイルルーターも普通のルーターと同様、ひとつのルーターで複数端末の同時接続が可能です。

出張や海外旅行のためにモバイルルーターを借りてPCやスマホをインターネットに繋いだことがある方も多いと思います。ルーターは思ったよりも身近な機器になってきています。

モデムとの違いとは

ルーターと同じくよく耳にするモデムとの違いについて説明していきます。モデムもルーターと同様パソコンなどの端末をネットワークに接続する際に必要なものなのですが、役割が違います。

モデムはパソコンから送られてくるデジタル信号を電話回線用へと変換する役割電話(アナログ)回線をデジタル信号に変換する役割を持っています。電話(ADSLなどのアナログ)回線でデジタル機器に繋ぐ場合に必要となる機器です。

1台しかインターネットと繋げない

モデムだけでもパソコンなどの端末をネットワークに接続させることはできますが、複数端末にIPアドレスを振り分ける機能がないので、同時にひとつの端末しか接続させることができません。

モデムにルーターに繋いで複数端末接続を可能に

モデムにルーターを繋ぐことによって複数の端末を同時にネットワークに接続できる他、ネットワークに繋がった端末同士の通信が可能となります。

思ったより身近な機器のルーター

ネットの接続を準備する際に必ず出てくる「ルーター」という言葉。思ったより身近な機器ですね。ルーターの意味やモデムとの違いを正しく理解するために、付属された説明書を今一度開いてみてはいかがでしょうか。

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