スマートフォンの普及などにより、様々なWebサービスが展開されている今、自分のライフスタイルに合わせてWebサービスを活用することは一般的になってきました。

無料で一定の機能が使えるサービスも多いため、「課金して有料版を使うことはない」という方も少なくないはず。しかし、実は有料サービスにグレードアップすることで、ぐっと便利になることもあるんです。

今回は、nanapiを支えている社長の古川健介(以下、けんすう)氏とCTOの和田修一(以下、わだっぷ)氏に有料でも使いたいWebサービスについて聞いてみました!

Dropbox

今回2人に「実際に有料版を使っているWebサービスを3つ教えてください」と聞いたところ、なんと3つ中2つがかぶってしまうという偶然が。起業当時から二人三脚で走ってきた2人は、サービスを選ぶ基準も似ているのかも?その、2人が選んだサービスのひとつが「Dropbox」です。

Dropboxは、2007年にアメリカの学生によって設立されたクラウドストレージサービス。2014年5月時点で利用者数が3億人以上を突破した、オンラインストレージの最大手です。

けんすう:

容量を増やしてすべてをぶっこんでいます。写真も自動的に入れてくれるのがいい。

わだっぷ:

言わずと知れたクラウド・ストレージサービス。無料と有料の違いは使用できる容量なので、無料で使っている人も多いと思う。

私自身は仕事のファイルだけでなく、自分でやっているバンドの曲の交換や作曲中のファイルのやりとりなどにも使うため容量をかなり消費するため有料プランとして使用。

容量が少ないマシンで使用する場合は同期するフォルダを選択しておかないとストレージを埋めてしまうので注意。

BOOKSCAN

2人が選んだ2つ目のサービスがこの「BOOKSCAN」。日本をはじめ、アメリカ・韓国で展開されている蔵書の電子書籍化サービスです。本を送るとページをすべてデータ化してくれる、世界初のサービスです。

けんすう:

本を裁断して自動的にアップしてくれるサービス。いろいろなデバイスにあわせてチューニングしてくれるところがとてもいい!

わだっぷ:

本を送ることでスキャンしてくれるサービス。
いままで自分で買ってきた技術書・小説・ビジネス書・漫画・楽器教則本などをスキャンし、デジタル化している。OCRもそれなりの精度でやってくれるため、検索も一応できる。
PDF化しておくことで、自宅の場所を節約することができるし、いつでも読むことができる。

iTunes Match

けんすう氏が3つ目におすすめするサービスは、意外にも音楽系。Appleの「iTunes Match」です。

iTunesに入っている音楽をすべてiCloudに保存でき、インターネットができる環境であれば、いつでもどこでも自分の音楽ライブラリを聴くことができるサービスです。

けんすう:

自分が持っている曲をアップロードして、どのデバイスからでも聞けるサービス。神!

Evernote

わだっぷ氏が3つ目にセレクトしたサービスは、ビジネスパーソンにとっては定番とも言える「Evernote」。無料版を使っている人も多いのではないでしょうか。

2008年からスタートし、2014年5月には会員数1億人を突破したEvernote。テキストだけでなく、写真や音声など、さまざまな形式のデータをまとめて管理することができます。

わだっぷ:

Evernoteは有料化することで、添付しているファイルの中身や撮影した写真に含まれる文章もOCR処理してくれて検索することができる。

ドキュメントカメラが非常に優秀なので、ホワイトボードなどはドキュメントカメラで撮影してEvernoteに入れておくだけで、あとから検索対象にすることができる。

有料サービスで、もっと便利に

ITベンチャーのトップ2人が選ぶ有料サービスは、意外なことに定番のタイトル。みんなが使っているものには、やはり使いやすさや汎用性といったメリットがあるということですね。

ただ、有料版にすることで、より多くのデータを管理・分類している点は、日々膨大な情報に触れている2人ならでは。これまで無料版を使っていた方も、今使っているサービスにストレスを感じているなら、一度有料版を試してみる方が早いかもしれません!増え続けるデータを管理し、より効率的に使えるといいですね。

(image by amanaimages)