外国人に言葉が通じなくて困った経験は誰にでもあるはず。海外に行かずとも、いまは様々な国から旅行客がやってきます。もっと自由に話せたらいいのに……。耳に装着するだけで、異なる言語を話すひと同士の会話を実現する便利なデバイスがこの秋に登場します。

夢がついに実現!

自動翻訳は私たちの夢でした。そんな夢を叶えるガジェットはフィクションの世界に多く見られます。たとえば『ドラえもん』の「ほんやくコンニャク」に心ときめかせたのは筆者だけではないでしょう(海外では『銀河ヒッチハイクガイド』の「バベルフィッシュ」を連想する人が多いようです)。

テクノロジーの進歩はついに夢を現実のものにしました。アメリカ・ニューヨーク州のWaverly Labs社が発表した「Pilot」は、イヤーピース型のウェアラブル翻訳機。補聴器のようなこのデバイスを耳につけるだけで、二人の異なる言語話者同士のコミュニケーションが可能になるのです。

スマホと連携して使用

Pilotはスマートフォンと連携して操作します。ひとつずつ耳に装着し、専用アプリを起動。すると相手の外国語音声をリアルタイムで拾い、耳元からすぐさま翻訳された音声が流れてきます。Waverly Labsの創業者はこの製品のアイディアを「フランス人の女の子と話したいから」思いついたそうですが、たしかに動画のようなスムーズさなら口説くことは十分に可能ではないでしょうか。

なお、翻訳機として使用しないときには、Bluetoothイヤホンとして音楽等を聴くのも利用できるそうです。

対応する言語

現在のところ対応言語は英語、フランス語、スペイン語、イタリア語だけですが、今後はアジア圏を含む全世界の地域の言語に対応していくとのこと。はやく日本語でも利用できるようになってほしいものです。

入手方法

クラウドファウンディングを利用して事前注文を開始するそうです。

実際の価格は2個1セットで250ドル(約2万7000円)からに設定されますが、このプレオーダーで購入した場合、130ドル(約1万4000円)からで購入できるそうです。カラーバリエーションは赤、白、黒の3色で展開されます。5月25日から予約開始。この秋から来春にかけての発送予定となるそうです。

今後、ユーザーが増えれば増えるほど翻訳の精度はどんどん高まっていくはずです。「言語の壁」がなくなる日も近いのかもしれません。