Googleが、5月18日(現地時間)に開催されたGoogle I/O 2016にて、画面に手を触れずに操作できる新たなジェスチャ機能を内蔵したスマートウォッチを発表しました。これは「Project Soli」と呼ばれる研究中のシステムを搭載したものです。

Project Soliって?

この「Sili」ならぬ「Project Soli」は、Googleの最先端研究チームであるATAPが開発した、レーダーシステムを利用したジェスチャーコントロール技術です。指先サイズのレーダーチップが電波の反射から手や指の細かな動きを感知することで、画面に触れることなく様々なデバイスの操作を実現します。同技術の情報は昨年のGoogle I/Oでも伝えられていましたが、ATAPはさらにセンサーの省電力化に成功。LGと共同開発したAndoroidスマートウォッチに組み込んだのです。

操作はとても直感的です。手を近づけるとスリープが解除されたり、指を擦り合わせるとその方向に画面のメニューがスクロールするなど、気持ちのいい挙動をしてくれます。スマートウォッチは画面が小さいため操作しづらいという意見もありますが、これなら快適ですね。

またスマートウォッチのほかに、Soliのを搭載したスピーカーも開発されています。部屋のなかでリモコンが行方不明になる悩みがなくなるのは魅力的です。

発売日は?

このProject Soli搭載スマートウォッチの発売時期は明らかになってはいません。しかし開発キットが来年にも提供される予定です。いずれは街ゆく人々がみなパントマイムをしている光景が見られるかもしれません。

(image by Youtube)