Instagramを開いてみると、フィードに表示される投稿に違和感をおぼえた人は多いはず。古くからフォローしている親しい友人の投稿が、他の新しい投稿よりも上に表示されていることに気づきましたか?

これはバグではなく、Instagramの新しいアルゴリズムの導入によってフィードの表示が変わったためなのです。

興味のある投稿がトップに表示される仕組みに

従来のInstagramでは、フィードに表示される投稿はすべて時系列順。しかし、新しいアルゴリズムのもとでは、ユーザーが興味を持つであろうと考えられた投稿がフィードのトップに表示されます。

また、Instagramは新しいアルゴリズムを導入することを今年の3月に発表しています。Instagram公式サイトによると、3月の発表以降、一部のユーザーで表示方法を変えてテストをしてみたところ「いいね!」やコメントの増加がみられたのだとか。

新しいアルゴリズム導入のメリットとデメリット

今回のInstagramの動向に対して、肯定的な意見もあれば否定的な意見もあって賛否両論です。では、この新しいアルゴリズムのメリットとデメリットとはどのようなものなのでしょうか。

効率よくInstagramを利用できる

ユーザーの増加に伴い、写真やビデオの投稿も増えて拡大しつつあるInstagram。しかし、驚くべきことに、ユーザーはフィードの70%を見ていないのだそうです。たしかに、多くのユーザーをフォローしていればInstagramを見ていない間の投稿をすべて見ることは不可能……。そのうえ、見逃してしまった投稿のなかには、とても大切な投稿もあるかもしれません。

しかし、新しいアルゴリズムのもとでは、親しい友人や好きな有名人の投稿を見逃すことが減るでしょう。このアルゴリズムは、ユーザーが効率よくInstagramを使えるようになる契機となるはず。

予期せぬ情報との出会いが減るという痛手も

ユーザーの興味をひく投稿をトップに表示するアルゴリズムは、TwitterやFacebookですでに導入されています。

ただでさえ情報で溢れかえるSNSだからこそ、ユーザーに興味のある事柄を自動的にチョイスしてくれるのは非常に便利。

しかし、見逃した投稿のなかにもときどき思いもよらぬ発見があることも。そんな発見こそ、SNSのある生活を豊かにしてくれるのではないでしょうか。そのような出会いが減ってしまうのは残念極まりないです。

2016年はInstagramにとって変革の1年か

新しいアルゴリズムを取り入れたほか、アイコンのデザインをがらりと変えたり、外部アプリからのアクセスに制限をかけたり……などと、たった1ヶ月でInstagramは大きく変化しました。

Instagramは、ユーザーをはっと驚かせるようなシステムを今後もさらに導入するはず。2016年下半期はどのような動向をみせるのか、ハラハラさせられます。