目に見えない著作権

写真、音楽、文章、動画...著作権はすべての著作物にあります。しかし、著作権表示されていないものも多く、著作権の存在はあまり気にされないのが現実ではないでしょうか。

一方、私たちは日常生活の中でブログを書いたり、動画をUPしたり、情報を発信する機会も多くなりました。

そこで、ブログや動画サイトなど、web上でうっかり著作権を侵害しないために、気をつけたいポイントをご紹介します。

うっかり侵害を防ぐには

これって侵害?

著作権表示の有無、営利目的かどうかにかかわらず、著作権のある他人の作品の無許可使用は著作権侵害になります。

なお、自分ひとりで楽しむための私的コピーや、引用なら侵害になりません。

もっとも、ブログや掲示板はインターネットを通して一般に公開されてしまうので、自分で楽しむためといっても、著作権侵害になります。

著作権表示は(c) 名前 2010のように記されます。自分で描いた絵や写真にも記載することができ、届出などの必要はありません。
引用とは部分的使うことです。引用方法は、引用部分を「」などで明確にし、出典を明記します。

侵害にならない具体例

  • ブログや掲示板に他のHPへのリンクを貼る
  • ブログや掲示板で他人の文章を引用する
  • ブログでニュース記事を丸ごとコピペする
  • メールで友達に他人の画像を送信する

通常であれば、これらの行為が侵害となることはありません。また、ニュースや報道内容についてコピペしても、公益性があれば著作権を侵害しないとされています。

侵害になる具体例

  • ブログや掲示板で他人の文章を丸ごとコピペする
  • メーリングリストで不特定多数の人に他人の画像を配信する
  • BGMに好きなアーティストの音楽を使用した動画をUPする
  • 会場で自分が撮影したコンサートの動画をUPする
  • 作曲家の名前をクレジット表記して音楽を配信サイトにUPする
  • 好きなアニメ画像でスライドショーを作成して動画サイトにUPする

反対にこれらの行為はすべて侵害となる可能性があります。

商業的コンテンツ(テレビ番組、映画、CM、音楽など)を使用する場合は、レコード会社など著作権者の許可が必要です。作曲者名などクレジット表記をしたとしても許可を得たことにはなりません。

また、自分で撮影、作成、編集したものであってもオリジナルになるわけではなく、演奏したアーティストなどの著作権を侵害します。

さいごに

著作権とは異なりますが、肖像権やプライバシーなどwebサイトで情報を発信する場合に配慮すべき点は他にもさまざま。

ルールやマナーを守って快適なwebライフを楽しみましょう。

(Photo by 足成)