はじめに

ネットショップなど、インターネットで事業を行う事業者の方は、顧客との決済方法をいくつか用意されている場合もあるかと思います。方法の1つとして、「PayPal」決済を検討するときのメリットと注意点をご紹介します。

PayPalって、どんなサービス?

PayPal

PayPalとは、買い手と売り手が、オンラインで、クレジットカードを使って安全・簡単に支払いができるサービスです。主要なクレジットカードに対応しているので、海外との取引も可能になります。

買い手にとっても売り手にとっても、安心、安全でスピーディな取引ができるのが特徴です。

PayPalを利用・導入時の事業者のメリット

PayPalを導入した場合の事業者側のメリットをご紹介します。

安心して使えるシステム

アメリカの大手オークションサイトebayの決済システムを支える実績と年間取引額7.8兆円(2011年1月)があります。また、世界トップレベルのセキュリティを組込んだ支払いシステムなので、安心して利用できます。

スピーディーに取引開始

買い手がオンラインで決済手続きをするので、振込先を教えたり、振込みを待ったり、振込用紙を送付するという手間が省けます。瞬時に入金確認、取引開始をできる可能性が広がります。

決済から引き出しまで、最短3日。

メジャーなクレジットカードに対応

世界中のメジャーなクレジットカードに対応しているので、誰からでも支払いを受けることができます。

VISA、JCB、Master、AMEXに対応

個人情報管理のリスクがない

お客様に直接個人情報をいただいた場合、その管理は厳重に行わなければなりません。しかし、PayPalを通せば、個人情報はPayPalが管理し、事業者に送られることはないので、個人情報取り扱いを気にしなくて、済みます。

グローバルなビジネスができる

世界中で開設されたアカウント数は2億3,000万!(2011年1月)海外のユーザーが多いので、その方たちを対象にすることで、売り上げ増も見込めます。また、海外を相手にビジネスをすることで、ビジネスの拡大も期待できます。

支払い時に言葉のやり取りは発生しませんので、「語学ができないから」と海外での販路をあきらめていた事業者の方も可能性を広げることが可能になります。

190の国と地域で利用でき、24通貨に対応しています。

ショッピングの損失率も低く抑える

支払いは即時行われるので、入金待ちによるリスクが少なく、損失率も低く抑えることができます。

わずかな取引手数料

クレジットカード、デビットカード、銀行口座による支払いをわずかな取引手数料で受け取ることができます。

簡単に導入ができる

PayPalの決済サービスは、運営しているウェブサイトに数分で追加できます。サイトの稼動を停止する必要ないので、「メンテナンス中」にせっかく訪れてくれたお客様を逃してしまうこともありません。

サービス導入後、ユーザーID等を作りテストをすることが可能なので、実装する前に動作確認をすることができます。

ユーザーデータベースの活用

数百万人ものオンラインショッピングユーザーで構成された、拡大を続けるユーザーベースにアクセスできるようになります。

スマートフォン決済に対応

AndroidとiPhoneに対応。利用者にMobile Payment Libraryをダウンロードしてもらえば、スマートフォンからの決済ができるので、PCを持っていないお客様にも販路を広げることが可能です。

PayPal導入時の注意点

PayPalを導入するにあたって事業者側の注意点をご紹介します。

PayPal対応のショッピングカートを利用する必要がある

PayPal導入の際に、もし、既に利用しているショッピングカートがPayPal対応でない場合、PayPalに対応したショッピングカートを導入しなおす必要があります。

情報の重複登録はできない

あるアカウントで登録した銀行口座およびクレジットカード番号は、安全のため他のアカウントでは登録できないので、複数のサイトを運営されている場合は、そのサイトの数だけ銀行口座とカードを用意しなければなりません。

チャージバック発生の可能性がある

PayPal利用時にもクレジットカード決済と同様、チャージバックが発生する可能性があり、対応をする必要があります。

チャージバック等から顧客からのクレームに発展した場合も、PayPalのアカウントでログインし、問題解決センターなどの事例を参考に対応することも可能です。

おわりに

今回ご紹介したように、PayPalには、ECを運営する業者の方にとって、多くのメリットがあります。それと同時に、もちろん、注意すべき点もあります。

簡単に導入が可能で、販路も海外を視野に入れることができます。新しい展開を考えている事業者の方には、検討をしてもよい決済方法の1つではないでしょうか。