インタビューや取材、会議など、録音した音声データを活字に起こすときに、「これがあれば、もっと早くできる!」という方法です。

ノートに走り書きしたメモや、議事録で十分なこともありますが、インタビューなど、その人の語調や言い回しが原稿の面白さにつながるときは、音声データを丸々起こしてから、編集することをオススメします。

私はこの方法を知る前まで、1時間のインタビューを6~7時間かけて起こしていましたが(MDレコーダー使用)、この方法に変えてから、丸々起こしてもわずか2~3時間でテープ起こしができるようになりました。
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準備するもの

ICレコーダー

タイトルでは「テープ」となっていますが、今どきテープを使うライターはほとんどいません。WAVE/MP3/WMAなど、互換性が高く、広く使われている拡張子で保存されるものが良いでしょう。

私はSONYのMP3で録音できるタイプのものを使っていますが、1Gで最高音質でも12時間ほど録ることができ、当時1万円程度でした。最近はその価格帯だと2Gと4Gが主流のようです。
 
また、USBで接続できるので、データの移動も簡単です。空き容量に音楽を入れて、MP3プレーヤーとしても使えます。

ポイント

ICレコーダーで録音する際には、ケータイのICレコーダー機能で同時録音をしましょう。ICレコーダーと比べると音質は悪いですが、ICレコーダーの電池が切れたときや、空き容量が足りないとき、誤ってデータを消してしまったときなどの、バックアップになります。

何も言わずケータイを机の上に出して録音していると感じ悪いので、「ケータイでも録音させてください」と一声掛けましょう。

パソコン

音声を再生するにも、原稿を作成するにも必要です。あなたが文豪でもない限り、原稿用紙での入稿は敬遠されます。

okoshiyasu2

「おこしやす2」というテープ起こし専用ソフトをダウンロードします。これがかなり便利。

停止してから再生するとき、自動で指定秒数戻ってから再生してくれるので、いちいち巻き戻したりしなくて良いのです! うっかり巻き戻しすぎてイライラすることがありません。

また、再生速度を変えられるので、テンポ良く音声データを聞き進められます。詳しい使い方は後述します。

ダウンロード
http://www12.plala.or.jp/mojo/

okoshiyasu2をセットアップ

okoshiyasu2を起動し、オプション>設定>キー設定で、ホットキーを設定します。

こうすることで、ウインドウの切り替えをしたり、ICレコーダーを触る必要がなくなります。

つまり、キーボードから手を離すことなく、音声を巻き戻したり、再生したりと、スムーズに原稿を書き進めることができるのです!

筆者の場合

私の場合、原稿を書くときにはWORDを使っていますので、F2に「巻き戻し」を、F3に「早送り」を、F11に「再生・停止」を設定しています。

他のキーにはWORDの機能が割り振られているので、同時にWORDの機能が開かないようにするためです。意外とこの3つの設定で十分ですが、お好みで色々設定してみてください。

原稿を書いてみよう!

okoshiyasu2の「開く」からファイル(音声データ)を開きます。ファイルのドラッグ&ドロップで開くこともできます。

音量調節をして、声が低すぎたり高すぎて聞き取りづらいときには、「音程」で調節しましょう。また、雑音が入っていて聞き取りづらいときには、イコライザを調節して、音声とは関係ない音域の音を消すと良いでしょう。

実際に自分が録音した現場にいたなら、話の大筋は覚えているもの。速度は1.3~1.5倍に設定しても、聞き取ることができます。逆に早口なとき、単語が聞き取れないときには、速度を遅くすれば聞き取ることができます。

あとはひたすら書くだけ!

原稿を書くスピードや方法は人それぞれですが、だんだん自分が書きやすいやり方がわかってくると思います。テープ起こしは、慣れるまでは大変ですが、慣れると単純作業。それでは、原稿作成頑張ってください!