はじめに

これまでは、(小説やシナリオなどと違って)漫画やイラストは、上手な絵が描けない人にとって、絶対に手が出せないような創作ジャンルでした。

ところが、最近は、画期的なパソコンツールも出現しまして、ついに誰でも見栄えのいい漫画やイラストを描く事ができるようになりました。

その素晴しいパソコンツールソフトと言うのが、これから紹介しますコミPo! (コミポ) なのです。

コミPo!の仕組み

このツールは「誰でも気軽にポッとマンガ(コミック)がつくれちゃう!」と言う趣旨で、コミPo!と名付けられておりまして、まさにその通りなのです!

一見、漫画やイラストを描くのは、たいへん難しい行為のようにも思えますが、実際には、一枚の絵(漫画のコマ)は、コマ枠、人物、背景、セリフ、動作などの表現(マンプ)を組み合わせたものに過ぎません。

そこで、これらの要素を、事前にツールの方で用意してしまい、ツール使用者は、それらの要素をただ貼り合わせるだけでいい段階までセッティングしたのが、コミPo!なのです。

コミPo!で漫画やイラストを描く場合、本人自身は、いっさい絵や線を描く必要がなく、DTPソフトを使っているノリでマンガを描けちゃう訳であります。

コミPo!のキャラクター

もちろん、漫画と言う複雑な媒体を、そんなに簡単に描けるものだろうか、と疑問に思う人も多いはずでしょう。

特に、キャラクターは、複数体以上存在して、コマごとにポーズが変わり、表情が変わったりしますので、その数分だけのデータを用意すると、莫大な量になるのではないか、と。

しかし、コミPo!では、キャラクターに3Dモデルとアバターのシステムを採用しています。キャラクター用のひな形がありますので、それを元にアバター方式で特定キャラクターを作り、3Dモデルなので、自由な視線や角度から見る事が可能なのであります。

まあ、それでも、かなりのデータ量なのですが、キャラクター、表情、ポーズなどが組み合わせ可能な事で、さらに無数の表現を実現させています。

一つのひな形キャラクターで複数のキャラクター制作が可能な原理については、筆者の書いたレシピプロは教えてくれない「美少女の描き分け方」をご覧ください。

コミPo!を使った実例

百聞は一見にしかず、なので、実際に、私がコミPo!で描いてみた作品をご紹介しましょう。

筆者の手描きのイラストは、せいぜい、こんな感じです。

パソコンのイラストソフトで描き直してみても、これで精一杯です。オリジナルな絵の場合、やはり諸個人のタッチが前面に出てしまうので、たとえ優れたツールに頼ってみても、限界があるのです。

ところが、コミPo!を使えば、この通り!まさに文字通りのプロのイラストレーターが描いたキャラにと仕上がりました。

上のマンガも、以前、筆者がnanapiのレシピ内で公開した、ヘタクソな手描きマンガなのですが、コミPo!を使いこなせば、このように堂々と人前で見せれるものに描き直せる訳です。

おわりに

このように、たいへん素敵なソフトであるコミPo!なのですが、もちろん、まだまだ沢山の改良の余地が残っています。

コミPo!でまだ用意されていないデータは自分で取り込まなくてはいけない、あるいは、コミPo!が用意したデータのみで、作品を作らなければいけなかったりするので、どんな漫画やイラストでも描ける訳ではありません。

それでも、コミPo!公式サイトでは機能限定の無料体験版、コミPo!作品のコンテスト開催中は期間限定無料版などが配布されたりもしますので、皆さんも、ぜひ、この斬新なイラストソフトに触れてみるのはいかがでしょうか。

コミPo!ソフトをダウンロードする場合、インターネット環境によっては、かなり時間がかかります(数時間ぐらい)ので、ご注意ください。

<使用イラスト>
「かげこのお部屋」ブクログのパブー上にて公開)
「コミpo!とコラボ!」(ブクログのパブー上にて公開)
※どちらも、筆者の作品です。コミpo!で作ったイラストの著作権は、描いた人に帰属します。