はじめに

いよいよ iPad が日本でも発売されましたね!

今回のレシピは、本を電子化(PDF 化)して iPad でたくさん持ち歩きたいという方、必見です!PDF のファイルサイズを小さくする方法を紹介します。

もちろん見た目が悪くなっても構わないのであれば、いくらでも小さくできるのですが、ここでは見た目を落とさないようにこだわってみました。

ファイルサイズはどのくらい小さくなる?

ファイルサイズがどのくらい小さくなるのかを下の表にまとめました。

本の中身にもよりますが、テキストがメインの本だと3分の1くらいまで小さくなります。

意外とスゴい、Adobe Acrobat

今回使用するのは、定番スキャナ ScanSnap S1500 に付属している Adobe Acrobat 9 Standard。Acrobat というと、身近ではありながら単に「重い」くらいの印象しかない方もおられるかもしれませんが、これが意外とスゴいんです。

ScanSnap S1500 Windows モデルには Adobe Acrobat 9 Standard が、Mac モデルには Adobe Acrobat 8 Professional がそれぞれ付属してきますが、今回のレシピの内容はどちらのバージョンでも可能です。

もう少し詳しい内容

ファイルを小さくする前とした後の見た目比較など、もう少し詳しい内容については、長くなるので自分のブログのほうに書きました。よろしければ参考にしてください。

(2010年7月9日追記)iPad での表示を速くする方法

iPad での表示を速くするためには、Adobe Acrobat 9 の新機能「ClearScan」を使ってOCR テキスト認識するとよさそうです(↓)。自分のブログへのリンクなので恐縮なのですが、よろしければ参考にしてください。

やり方

「1. OCR テキスト認識とあわせてサイズを小さくする場合」と、「2. 単にサイズを小さくするだけの場合」の 2パターンあるので、どちらか自分に合ったほうを選んで行ってください。

OCR テキスト認識をすると、PDF 内の文字がテキストデータとして埋め込まれ、検索することができるようになるので、1. のほうがオススメです。

1-1. OCR テキスト認識とあわせてサイズを小さくする場合(単一ファイル)

PDF を Acrobat で開いて、メニューバーから「文書」>「OCR テキスト認識」 > 「OCR を使用してテキストを認識...」を選択してください。

「編集...」ボタンをクリック。

次のように設定して「OK」ボタンをクリック

  • OCR の言語 : 日本語
  • PDF の出力形式 : 検索可能な画像
  • 画像のダウンサンプリング : 最低(600dpi)
「画像のダウンサンプリング」を強くすると(dpi が小さいものを選ぶと)もっとファイルサイズを小さくできるのですが、見た目が悪くなってしまいます。

「OK」ボタンをクリック。

あとは待つだけ。

結構時間はかかります。PC のスペックにもよりますが、新書で10分、B5の技術書だと30分くらいです。

1-2. OCR テキスト認識とあわせてサイズを小さくする場合(複数ファイル)

複数のファイルをまとめて処理することもできます。

メニューバーから「文書」>「OCR テキスト認識」 > 「OCR を使用して複数のファイルのテキストを認識...」を選択してください。

対象ファイルを選択して「OK」ボタンをクリック。

複数のファイルを処理するときはかなり時間がかかるので、寝るときに実行するのがよいでしょう。

2. 単にサイズを小さくするだけの場合

PDF を Acrobat で開いて、メニューバーから「文書」>「ファイルサイズを縮小...」を選択。

「OK」をクリック。複数のファイルをまとめて処理することもできます。

おわりに

いかがでしたでしょうか?ファイルサイズが3分の1になれば、これまでの3倍の本を iPad で持ち歩けるようになります。やり方は見ていただいたとおりすごく簡単なので、ぜひ試してみてください。

なお、後でもっと良い方法が出てきた場合を想定して、スキャンしただけの「原本」を保存しておくことをオススメします。原本を母艦に、小さくしたファイルを iPad へ、というのが通(つう)のやり方です(笑)。

それでは。

参考サイト

(image by amanaimages)