はじめに

仕事中、Excelで自分がテンプレートを作り、他の人にデータを入力してもらうことがあります。

その際、あらかじめ特定のセルに必要な情報を入力しておいても、後でデータを入力する人の操作によって、変更されてしまう恐れがあります。

これを防ぐためには、特定のセルのみ編集出来ないようにしておくことが必要です。

Excel 2010を使って、その方法を紹介します。

特定のセルを編集出来ないようにする手順

最初の設定では、すべてのセルはロックされています。しかし、自由に編集することが出来ます。これは、ロックされていても「シート全体の保護」を指示しないとロックが有効にならないからです。

よって、特定のセルをロックするためには、ロックが不要なセル(後で他人に入力してもらうセル)を選択してセルのロック解除を指定しておき、次にシート全体を保護します。

商品金額を計算する表で説明します。

セルのロックを解除する手順

STEP1

あらかじめ、「商品名」と「単価」にデータ、「金額」に「数量」×「単価」の計算式を入れます。

「日付」と「数量」は、後で他人が入力すると仮定し、今は何も入力しません。

STEP2

セルのロック解除を指定したいセル(「日付」と「数量」を入力するセル)を選択します。

STEP3

「ホーム」タブの「書式」をクリックし、「セルのロック」をクリックします。

これにより、選択しているセルのロックが解除されます。

ロック状態は、「セルのロック」左横の鍵マークで判断します。鍵マーク周りに黄色い枠が表示されているとロックがオン、表示されていないとロックがオフです。

シートを保護する手順

STEP1

「ホーム」タブの「書式」をクリックし、「シートの保護」をクリックします。

STEP2

「シートの保護」ダイアログボックスが表示されます。

「OK」ボタンをクリックします。

ロックするセルの編集だけではなく、選択も禁止したい場合、「ロックされたセル範囲の選択」のチェックを外してください。

これで、シート上でロックが解除されているセル以外のセルは、ロックされます。

ロックの確認

ロックされているか

「日付」と「数量」以外のセルにロックが掛かっているのかチェックします。試しに、「りんご」のセルに文字を入力します。

すると、「読み取り専用となっています」というメッセージが出て、入力することが出来ません。

ロックされていることが分かります。

ロックが解除されているか

「日付」と「数量」を入力するセルに、ロックが掛かっていないかをチェックします。試しに、データを入力します。

問題なく入力出来ます。ロックが解除されていることが分かります。

おわりに

セルのロックを有効に使うことで、必要なデータの消去や、誤入力を減らすことができます。是非、活用してください。

(キャプチャ by 著者)