はじめに

動画の効果を測定し、よりよいものに改善していくには、事前の目標設定が欠かせません。

そこで今回は、PDCAの一例として、アクセス数を分析してユーザーの興味を探る方法を説明したいと思います。

アクセス数を分析してユーザーの興味を探る

動画のアクセス数をどう判断するか

まず知っておきたいのが、「アクセス数=ユーザーの興味のバロメーター」という考え方です。

なぜ、このような考えが成り立つのかというと、動画で紹介している情報を詳しく知りたい人が多いほど、アクセス数は伸びることになり、つまり「ニーズ」があるのだと判断できるためです。

ユーザーの好みを探る方法

キッチン用品の特集ページの中に「音が静か」「細かく砕ける」という異なる特徴を持った2種類のミキサーのプロモーション動画を掲載したとします。

この2つの動画を1週間掲載したところ、視聴ログから以下の様なデータを測定できました。

種類 再生数 再生時間
「音が静か」なミキサー 10000回 100分
「細かく砕ける」ミキサー 100回 1分

この場合、同じ「ミキサー」であるにも関わらず、「音が静か」なミキサーの方だけ再生数も再生時間もかなり多いということは、ユーザーが「細かく砕けるミキサー」よりも「音が静かなミキサー」を求めていることが分かります。

アクセス数の活かし方

このように、アクセス数を測定することで、ユーザーの大まかなニーズを判別することができます。

そして、ユーザーのニーズがどこにあるかを判断することで、ニーズの高いものの情報を強化するというPDCAサイクルを作ることも可能なのです。

おわりに

いかがだったでしょうか。データはただ漠然と眺めるだけではほとんど意味を持ちません。特定の視点(目標)から眺めることで初めて大きな効果を生むのです。

再生数の伸びに悩んだ際や、次回の動画展開を検討する際など、参考にしてみてください。

本記事は、「Web担当者Forum」で2012年2月8日~2月27日に連載した記事の再編集版です。