アドバンスセグメントを活用しよう!

無料アクセス解析ツール「Google アナリティクス」を利用していますか?使い始めたけどどう活用したらよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

ここでは、Googleアナリティクス活用術という形で、5つの活用方法を紹介いたします。第1回目は「アドバンスセグメント」という機能を活用することによって、サイトの課題を見つける方法を紹介いたします。

そもそも「アドバンスセグメント」とは?

アドバンスセグメントとはGoogleアナリティクスに用意されている「機能」の一つです。

アクセス解析のデータを特定の条件で「絞り込み」その絞り込まれた状態でレポートを確認することが出来るのが特徴です。

例えば、サイト全体の訪問者数や流入キーワードではなく、初めて訪れた人だけの訪問者数や流入キーワードを確認することが出来ます。以下はサイト全体・初めて訪れた人・複数回訪れた人の3つのデータを同時に確認しています。

アドバンスセグメントはデフォルトで用意されている内容 そして 自分で自由に作成することができます。

機能は理解していただけたかと思います。

何故、アドバンスセグメントを利用する必要があるのか

それでは、なぜアドバンスセグメントを利用する必要があるのでしょうか?

アドバンスセグメントはサイトの強みや弱みを発見するためのヒントを与えてくれます。

例えば、サイト全体の直帰率(1ページだけ見て離脱する割合)が40%だとしましょう。この情報だけでは、どう集客を改善すればよいか分かりません。

しかし、直帰率を「自然検索」と「リスティング」のセグメントで分けた後に見たときに、それぞれの数値が28%と52%だとします。この瞬間に、集客で改善しないといけないのはリスティングだということがわかります。

サイトの課題と改善ポイントの発見のためにアドバンスセグメントは利用されてます。

本記事の構成について

ここからが本題になります。筆者が良く利用している7つのアドバンスセグメントを紹介いたします。以下のような形で紹介いたします。

  • アドバンスセグメントの名称
  • セグメントの概要
  • セグメントを見て得られる内容
  • スクリーンショット
  • 自分のGoogle Analyticsに1クリックで設定できるURLのリンク

最後の設定できるURLのリンクは、Google アナリティクスの「アドバンスセグメントの共有機能」を利用して実現したものになります。

リンクをクリックすると以下のような画面が出てきますので、反映させたいサイトを選択の上、「作成」を押せばすぐに皆さんのサイトでも利用できます。

アドバンスセグメント1:3ページ以上閲覧の訪問

セグメントの概要

3ページ以上閲覧した、サイトの内容に興味を持ってくれた訪問を抽出します。

直帰している人はたまたま来てしまった人や冷やかしの人の可能性も高く、2ページだけ見ている人はサイトのことをあまり理解出来ていない可能性が高いので、3ページ以上という設定がオススメです。

セグメントを見て得られる情報

サイトに本当に興味を持ってくれた人の流入元やキーワード、閲覧しているページをサイト全体と比較することができます。

ここから、際立つキーワードやページの数を増やす施策を考えることができます。

スクリーンショット

設定できるURLのリンク

1クリックでアカウントに反映するにはこちら

アドバンスセグメント2:ソーシャルメディアからの流入

セグメントの概要

ソーシャルメディアからの流入だけで絞込みを行うアドバンスセグメントです。

ソーシャル系のレポートは用意されていますが、セグメントとしては利用できず、対応しているソーシャルメディアも不十分なため自前で作成しています。各自で随時追加をしてください

セグメントを見て得られる情報

ソーシャルメディアユーザーの属性把握。流入の割合、新規・リピートが多いのか、どれくらい成果や売上げに繋がっているのかなどを確認し、ソーシャルメディアへの力のかけ具合や戦略などに活かすことができます。

スクリーンショット

設定できるURLのリンク

1クリックでアカウントに反映するにはこちら

アドバンスセグメント3:スマートフォンからの流入

セグメントの概要

スマートフォンからの流入量と全体でのシェアを確認することにより、ウェブサイトのスマートフォン最適化が必要かの判断を行うことができます。1割を超えてきたら、スマートフォン最適化の検討を是非行なってください。

セグメントを見て得られる情報

スマートフォンの訪問の割合を確認することができます。またコンバージョンの割合を確認することで、PCとスマートフォンでコンバージョンの割合に違いが無いかを確認することもできます。

参照元にも特徴が無いかを確認し、スマートフォン向けの集客施策の参考にしてください。「デバイス」のレポートでは機種を確認する事も可能です。

スクリーンショット

設定できるURLのリンク

こちらはデフォルトで用意されているセグメントになります(「モバイルトラフィック」という名称です)

アドバンスセグメント4:特定の目標のみを達成

セグメントの概要

サイト内で複数の目標があるときに、特定の目標だけをセグメントします。Googleアナリティクスでは「目標のいずれかを達成した」という内容を意味する「コンバージョンが達成された訪問」というセグメントはありますが、個別のものは存在しないのでアドバンスセグメントの設定が必要です。

セグメントを見て得られる情報

目標がどの流入元やキーワードによって達成されているかをサイト全体と比較することができます。

また閲覧ページと成果が同時に達成されたか否かがページのレポートを見ると把握できるため、成果に貢献しやすい(=貢献率)が高いページを特定することが出来ます。

スクリーンショット

設定できるURLのリンク

1クリックでアカウントに反映させるにはこちら

目標1での設定のリンクを用意しましたが、利用している目標番号に応じて適宜変更をしてください

アドバンスセグメント5:東京以外からのアクセス

セグメントの概要

東京以外からのアクセス(残りの46道府県)された訪問でセグメントを作成しています。

セグメントを見て得られる情報

ECサイトや特定の地域を中心に活動している場合に、東京とそれ以外のアクセスや売上げの比率を確認することができます。またそれぞれにおいて特徴的な閲覧ページ(地図や送料のページ)が無いかを確認することができます。

ビジネスを展開されている場所に応じて適宜内容を変えてください。

スクリーンショット

「アトリビューション分析」というワードは東京以外で約14%だが、それ以外のワードは半数を超えている

設定できるURLのリンク

1クリックでアカウントに反映させるにはこちら

アドバンスセグメント6:入口がトップページ かつ 新規

セグメントの概要

初めてサイトに訪れた人の、最初のページがトップページであった状態をセグメントしています。

セグメントを見て得られる情報

新規の人にとってトップページがどれほど使いやすいかなどを訪問回数と直帰率を見て確認することができます。

数値に応じてトップページを「初めての人」あるいは「最初に見るページ」を意識したコンテンツを用意するかを判断することもできます。A/Bテストに繋げるなども可能です。

スクリーンショット

設定できるURLのリンク

1クリックでアカウントに反映するにはこちら

アドバンスセグメント7:検索フレーズが3ワード以上

セグメントの概要

検索して流入してきた訪問のうち、検索時に3つ以上のワードを流入してサイトに入ってきた訪問を抽出するアドバンスセグメントです。

セグメントを見て得られる情報

3以上のワードを入れてくる人と、それ以外でのコンバージョン率や数の比較することができます。

実際にどういうワードの組み合わせで入ってきているかを分析することによって、3ワード以上のフレーズでのSEO対策やリスティング入稿に役立てるのが特徴です。

正規表現の数値部分を変えることで、2ワード・5ワード・10ワードといった対応も可能です

スクリーンショット

設定できるURLのリンク

1クリックでアカウントに反映するにはこちら