はじめに

このレシピはプログラマーではない人向けにバージョン管理システムを使った効率の良いファイル管理をする方法を書いたレシピです。

SubversionやGit、Mercurialを知っている方はこのレシピは参考になりません。

「やぁトム、バージョン管理システムって知ってるかい?」
「やぁクリス、もちろんさ。ソフトウェアについているあの番号の事だろ?」
「それもあるんだけど…もっと他にないかな?」
「ああ分かった!今日のデートで着ていく服の事だろ?」
「それは『ファッション』だ!お前彼女いたのか?」
「いないさ」
「なら良かった…それはいいとして、他にないかい?」
「そうだね、プロテインだね」
「それは『パッション屋良』だ。今どうしてるか知らないが」
「ごく…これを飲むとHPが回復したぞ!」
「それは『ポーション』だ!いい加減にしろ!」

バージョン管理システムとは

バージョン管理システム(バージョンかんりシステム)とは、コンピュータ上で作成、編集されるファイルの変更履歴を管理するためのシステム。

by Wikipedia - バージョン管理システム

要するにファイルのバックアップを取っていつでも元に戻せるようにするって事です。

基本的にプログラマーがよく使うシステムなんですが、プログラマー以外でもパソコンで作業をしてる人にはうってつけのシステムなんです。

何が違うの?

「そんなの自動バックアップソフトを使えばいいじゃないか」と思った貴方。甘い!

ここでバージョン管理システムの利点を挙げてみます。

  • 世代管理が出来る(自動バックアップソフトにもありますが、無駄にフォルダが散らばりません)
  • メッセージが付加できる(ファイルを戻す時にメッセージがあると、どの地点まで戻せばいいか分かりやすいですね)
  • 高速にバックアップできる(必要なファイルだけ記録するので時間がかからない)
  • テキスト形式なら差分が見られる(小説とか書いていて「どこをどう変えたっけ…?」なんて迷う必要がなくなります)

必要なソフト

今回はBazaarというソフトを利用してバージョン管理していきます。お金?もちろんいりません。

コマンド操作が必要になりますが、簡単ですので安心してください。

やり方

STEP1

まず、配布サイト(http://bazaar.canonical.com/en/)からソフトをダウンロードします。

上のリンクにある「Download」をクリックして対応しているOSのマークを押すとダウンロードページに移ります。Standalone版をダウンロードしましょう。

今回はWindows Vistaで説明します。

STEP2

ダウンロードしたセットアップファイルをダブルクリックしてインストールしていきましょう。

全て英語ですが基本的に「Next >」を押せば大丈夫です。

この画面に来たら「Compact installation」を選んでください。

それ以外を選ぶと不要なソフトが混入します。

STEP3

インストールが完了したらコマンドプロンプトを立ち上げましょう。

スタートメニューの検索窓に

cmd

と打ち込むか、

スタートメニュー⇒アクセサリ⇒コマンドプロンプト

で立ち上がります。

画像はイメージです。実際の画面とは異なります。

STEP4

コマンドプロンプトが立ち上がったら、作業フォルダに移動します。

バックアップを取りたいフォルダの上で

Shiftキーを押しながら右クリック

をしてください。

バックアップを取りたいフォルダの上で

Shiftキーを押しながら右クリック

をしてください。

大事な事なので二回言いました。

右クリックメニューに「パスとしてコピー」というのが増えていますので、それを選択してください。パスがコピーされます。

STEP5

さきほどの黒い画面をアクティブにし、

cd /d

と打ち込んでから右クリック⇒貼り付けでパスが貼り付けられます。

そのままEnterキーを押すとパスが変わって作業フォルダに移動します。

おわりに

続きは「実践編」にて。