はじめに

この記事を紹介するにあたって、筆者の周りの人に自作パソコンについて聞いてみましたが、自作パソコンを保有している人は 1 割もいませんでした。

IT に詳しい人でも敬遠しがちな「自作パソコン」ですが、実は自作パソコンは「デスクトップパソコン」の一部です。そのため、メーカー製の「デスクトップパソコン」と比較した自作パソコンのメリット/デメリットを紹介しますね。

今回は、あえて「デメリット」から書いていきます。

自作パソコンのデメリット

ポイント1:自分でパーツを選ばなければならない

メーカーパソコンは、一式を購入すれば良いのですが、自作パソコン は「CPU」、「メモリ」、「電源」、「ケース」などのパーツを自分で一から選ぶ必要があります。

パソコンショップなどでは、パーツをセットにして販売している場合もありますので、初心者にはおすすめです。

ポイント2: 組立をしなければいけない

メーカーパソコンとの一番の違いはここです。「自分で作る」という意味の自作ですから、一から作る必要があります。

最近はパソコンショップなどでマニュアルを提供したり、自作パソコン関連の書籍などもございます。

ポイント3: 組立したからといって、正しく動く保証がない

例えば、たった 1 本の線が抜けていたばかりに電源が入らない、うまく組立できていなかったために PC が途中で止まるなんていう事も当たり前にあります。自作パソコンの場合は当たり前ですがメーカーサポートなども存在しないため、正しく動くまで自分で設定をする必要があります。

最悪の場合、購入時にパーツが故障していたなんて事もあります。

自作パソコンのメリット

ポイント1: パーツを選ぶ事ができるので、カスタマイズ性が高い

3Dゲームをやりたいから、綺麗なグラフィックでゲームをしたい (グラフィック部分の強化)、たくさんのウィンドウを開くので、たくさんウィンドウを開いてもサクサク動くパソコンにしたい (メモリ/CPU の強化)など、目的に合わせてカスタマイズを行う事ができます。

もちろん「価格」という部分でカスタマイズも可能ですが、ある程度経験した方が良いと思います。

ポイント2: パソコン一式を買い換える必要がないため、同じパソコンを長く使える

パソコンの進化はめざましく、5年以上前のメーカーパソコンを保有しているのであれば一度起動してもらえればご理解いただけると思いますが、「今よりも重い」と感じる事が多いと思います。

しかしながら筆者の場合、2006年に作った自作パソコンで作業しており、少しずつパーツを変えてながらも現役で利用しておりますし、「重い」と感じた事はありません。

また、自作パソコンはカスタマイズしやすい事もありますため、筆者の体験で言えば、2006年当時は PC でゲームを行うためにグラフィック部分にこだわってましたが、今は TV 視聴や TV 録画を頻繁に行なっているため、「静音」で「大容量のハードディスク」という部分を強化する、という事もできます。

パーツを流用しやすいため、長い目で見れば経済的にお得です。

ポイント3: 自分で作っているので、故障した時にも原因が分かりやすい

メーカーパソコンの場合、故障したらメーカーに修理を依頼した時にデータが初期化された、なんて事もよくある事だと思います。しかしながら、自作パソコンを作った人であれば「パソコンの仕組み」を理解している事が多いので、故障の原因なども分かりやすいです。

パソコンの仕組みを理解していれば、メーカーパソコンなどが故障した場合でも、故障の原因などを特定できたりしますので、買い換える必要があるかどうかなども判断できます。

おわりに

自作パソコンのメリット・デメリットというのは、結局のところ「自分で組み立てる」という部分を「手間」と取るか「面白い、勉強になる」と取るかの違いです。

初期費用だけを見てしまうと実はあまり価格が変わらない事が多いですが、時間をかけた分の「経験・知識」は何者にも代えがたいものですよ。

パソコンについて今よりも深く知りたいと思ったら、是非「自作パソコン」にチャレンジしてみてくださいね。

(photo by 足成)