はじめに

自作PCのCPUの交換方法を紹介します。

こちらは、AMDのソケットタイプのCPU交換方法になります。IntelのLGAタイプは方法が少し異なります。

必要な道具

  • 約20cmの長さのプラスドライバー
  • 必要に応じて、マイナスドライバー
  • 放熱グリス
  • 静電気を放出できる金属、器具等 (窓枠、水道の蛇口等)
  • 静電気の発生しない作業服
  • ネットに接続できる予備のパソコン、またはスマートフォン、携帯電話等
  • ティッシュペーパー、ヘラ等
  • できれば、指を洗う薬品 (アルコール、台所洗剤等)

CPUの交換方法

STEP1

現在利用しているCPUのソケットを確認して、購入するCPUを選定します。
あわせて、マザーボードのBIOS対応表を確認をしたら、CPUを購入します。

マザーボードのBIOS対応表は、マザーボードメーカーのホームページで確認をします。
マザーボードのBIOSバージョンの確認方法は、一般的にBIOS設定画面で表示されますが、多くの場合BIOS内にありますBIOS更新ツールの中で表示されます。
一般的に同じソケット以外のソケットにCPUを取り付けることはできません。AMDのSocketAM2~AM3+のみ、一部のソケット互換性があります。

STEP2

現在のマザーボードのBIOSのバージョンを確認して、改めてマザーボードのBIOS対応表を確認します。現在のマザーボードのBIOSのバージョンで新しいCPUが対応していない場合、交換する前にBIOSをアップグレードをします。

マザーボードのBIOS対応表は、マザーボードメーカーのホームページで確認をします。
マザーボードのBIOSバージョンの確認方法は、一般的にBIOS設定画面で表示されますが、多くの場合BIOS内にありますBIOS更新ツールの中で表示されます。
BIOSをアップグレードを行なうと、ダウングレードができない場合があります。

STEP4

PCの電源を落とし、電源コンセントを抜いてから、最低1分放置します。

このステップを行なわないと、CPU、メモリ、マザーボードが故障する可能性があります。

STEP5

PCを開ける前に、窓枠、水道の蛇口等で自分自身の静電気を放出します。

このステップを行なわないと、CPU、メモリ、マザーボードが故障する可能性があります。

STEP6

PCをドライバーで開いてから、マザーボードに接続されている配線を全て取り外します。

STEP7

CPUファンを取り外します。

CPUファンを取り外す時は、このように一度ロックを緩めます。

STEP8

CPUを取り外します。

STEP9

CPUを取り付けます。

STEP10

新品のリテールファンでない場合は、CPUの上に、グリスを塗ります。1g~2g程度をおおまかCPU全面に平均的に塗るようにします。

指で塗ることもできますが、グリスでこのように指がなり、場合によっては指が荒れてしまう可能性があります。心配な場合は、ヘラ等を利用して塗るようにします。手を洗うときは、洗剤やアルコールを併用するようにします。

STEP11

CPUファンを取り付けます。

CPUファン電源の取り付け忘れに注意して下さい。

STEP12

一度、PCの内部配線を行ない、PCを開いたまま、一度電源を接続して、BIOSが起動するかを一度検査します。

PCの配線を抜いたままチェックを行なう場合、グラフィックボードのみ接続して、あとは、システムパネルのコネクターの電源(PWD+とPWD-、または PWDとGND)を、ドライバー等で接触させます。コネクターのピン配置はマザーボードに印刷されている場合がありますが、必ずマザーボードのマニュアルを確認して下さい。

STEP13

電源コンセントを再び抜いてPCを閉じてから、完全に動作をするか確認します。

STEP14

Windowsの場合、CPUを交換すると、デバイスドライバーが自動的に再インストールされて、再起動を促されますが、CPUを交換して、動作しなくなる場合がありますので、その場合にはWindowsの再インストールを行ないます。

交換後

特に異常が見られなければ、以前のCPUは不要になりますので、買い取りを依頼するかオークションに出品します。

ご自身で、新たな自作PCを作成される場合のパーツとしても流用が可能です。

トラブルが起きたら?

CPUを交換して起動しない場合、まずはマザーボードメーカーのBIOS対応表を確認します。その後、購入店に相談をしてみます。

マザーボードのBIOS対応表は、マザーボードメーカーのホームページで確認をします。
マザーボードのBIOSバージョンの確認方法は、一般的にBIOS設定画面で表示されますが、多くの場合BIOS内にありますBIOS更新ツールの中で表示されます。

おわりに

自作PCのCPU交換は、慣れていても慎重にならなければいけない作業になります。特にソケットタイプのCPUはピン折れをしてしまうと使い物にならなくなりますが、IntelのLGAタイプの場合は、誤ってマザーボード側のピンが折れてしまうと、更に大変な事態になってしまいます。

しかし、より高性能なパソコンにするためのスペックアップとして、逃れられないCPUの交換になります。

(photo by 著者)