はじめに

自作PCのメモリの増設方法を紹介します。

必要な道具

  • プラスドライバー
  • 静電気を放出できる器具等 (窓枠、水道の蛇口等)
  • 静電気の発生しない作業服
  • ネットに接続できる予備のパソコン、またはスマートフォン、携帯電話等

理想は増設ではなく、交換

自作PCの場合、メモリもその時に購入したものを利用されているかと思いますが、パフォーマンスを最も発揮するのは、全てのメモリが同じメモリであることが重要です。

一般的に、新しいメモリを購入して追加をしても、メモリ容量が増えた状態でPCは動作しますが、最大限のパフォーマンスが得られないだけではなく、むしろスペックを落としてしまうこともあります。

交換をお勧めする理由

全く同じメモリの型番が入手できたとしても、基盤が異なる場合があり、CPU側が対応しているDualchannel(または、トリプル、クワッドチャンネル)に対応ができない場合があるためです。

Dualchannelになりますと、平均約1.1倍程度の性能向上しか見込めないものの、リスクなく行えるチューニングではありますので重要視したい部分でもあります。

また、全く違う型番のメモリを同じPCで利用できる場合がありますが、不安定になる可能性があるだけではなく、自作PCの場合は保障の対象外になる場合があります。

メモリの交換方法

STEP1:マザーボードの最大搭載量を確認

マザーボードの1枚あたりの最大搭載容量を確認します。
執筆時において、一般的な1枚あたりの最大搭載容量は8Gbytesです。

STEP2:同じスピードのメモリを探す

以前のスペックと同じスピードのメモリを探します。または、オーバークロックメモリ等を利用していて、多い容量の同一周波数がない、または高価な場合は、その下のスペックのメモリを探します。

基本的には、DDR-XXX、DDR2-XXX、DDR3-XXXXの、「XXXX」の部分が同じメモリを探します。

DDR-400、DDR2-800、DDR3-1600等のような数字になっています。
AMD-FXシリーズの場合、DDR3-1866まで定格となりますが、執筆時において、高容量のDDR3-1866は安くなったとはいえ、かなり高価なメモリとなっています。無理にDDR3-1866を選ばずに、DDR3-1600を選ぶのも悪くはありません。

STEP3:メモリを購入する

必要な容量分を購入します。16Gbytesであれば4G×4枚が最もコストパフォーマンスが高くなりますが、8G×2枚ですと、非常にわずかですが電力を節約できます。

STEP4:memtest86+でメモリの検査を行う

メモリ交換前に、memtest86+で、現在のメモリの検査を行ないます。

メモリ増設後や自作PCを組み立てた時のメモリ検査方法

STEP5:1分間放置する

PCの電源を落とし、電源コンセントを抜いてから、最低1分放置します。

このステップを行なわないと、CPU、メモリ、マザーボードが故障する可能性があります。

STEP6:自身の静電気を放出

PCを開ける前に、窓枠、水道の蛇口等で自分自身の静電気を放出します。

このステップを行なわないと、CPU、メモリ、マザーボードが故障する可能性があります。

STEP7:PCをドライバーで開く

PCをドライバーで開きます。

メモリが結線等で交換しずらい場合は、一度結線を外します。

STEP8:メモリを交換する

メモリを交換します。

メモリを挿入するスロットは、全てのスロットに挿入する場合を除き、マザーボードの説明書に記載されているスロットに挿入して下さい。パフォーマンスが出ないだけではなく、システムの安定性が低下する場合があります。

メモリの両脇のノッチが、きちんと閉まるように、無理なくメモリに力を加えて下さい。

両脇のノッチがきちんと閉まらない場合、逆に刺されているかメモリの規格が違う可能性があります。

STEP9:電源を接続

PCが開いたまま、一度電源を接続して、BIOSが起動するかを一度検査します。

STEP7で結線を外した場合、起動する前に再度配線をします。

STEP10:メモリの検査を行う

電源コンセントを再び抜いてPCを閉じてから、電源を接続後、メモリ交換後にも、memtest86+で、メモリの検査を行ないます。

メモリ増設後や自作PCを組み立てた時のメモリ検査方法

STEP11:古いメモリを処理する

特に異常が見られなければ、以前のメモリは不要になりますので、買い取りを依頼するかオークションに出品します。

ご自身で、新たな自作PCを作成される場合のパーツとしても流用が可能です。

メモリの増設方法

高価なメモリの場合、基盤まで同一をサポートしていなくても Dualchannel等はサポートされている場合があります。

STEP1:メモリを探す

現在搭載しているメモリの型番を確認して、存在するかを検索します。

STEP2:メモリを購入する

追加で必要な容量分を購入します。

STEP3:メモリの検査を行う

メモリ交換前に、memtest86+で、現在のメモリの検査を行ないます。

メモリ増設後や自作PCを組み立てた時のメモリ検査方法

STEP4:1分間放置する

PCの電源を落とし、電源コンセントを抜いてから、最低1分放置します。

このステップを行なわないと、CPU、メモリ、マザーボードが故障する可能性があります。

STEP5:自身の静電気を放出する

PCを開ける前に、窓枠、水道の蛇口等で自分自身の静電気を放出します。、

このステップを行なわないと、CPU、メモリ、マザーボードが故障する可能性があります。

STEP6:PCをドライバーで開く

PCをドライバーで開きます。

メモリが結線等で交換しずらい場合は、一度結線を外します。

STEP7:メモリを増設する

メモリを増設します。

メモリを挿入するスロットは、全てのスロットに挿入する場合を除き、マザーボードの説明書に記載されているスロットに挿入して下さい。パフォーマンスが出ないだけではなく、システムの安定性が低下する場合があります。

メモリの両脇のノッチが、きちんと閉まるように、無理なくメモリに力を加えて下さい。

両脇のノッチがきちんと閉まらない場合、逆に刺されているかメモリの規格が違う可能性があります。

STEP8:電源を接続

PCが開いたまま、一度電源を接続して、BIOSが起動するかを一度検査します。

STEP7で結線を外した場合、起動する前に再度配線をします。

STEP9:メモリの検査を行う

電源コンセントを再び抜いてPCを閉じてから、電源を接続後、メモリ交換後にも、memtest86+で、メモリの検査を行ないます。

メモリ増設後や自作PCを組み立てた時のメモリ検査方法

トラブルが起きたら?

メモリを交換、または増設して起動しない場合、まずは購入店に相談をしてみます。

または、知人やQ&AサイトのOKWave、または教えてgooに質問されても構いません。

そして、元のメモリの状態に戻して、起動するかを確認します。
メモリを交換、または増設してブルースクリーン等が頻発するようになったら、再びmemtest86+で検査を行ない、購入店に相談してみます。

一般的に、購入店に「memtest86が通らなかった」と伝えると、初期不良交換期間であれば交換をしてくれます。
memtest86+がどうしても行えない場合は、Windows7以降にあります Windows メモリチェックを実行して下さい。

おわりに

自作PCのメモリ増設は、一般的なPCとは異なり、交換が基本となります。
よくわからない方は、メモリを増設されて動作させている場合がありますが、PCの性能を最大限に発揮するには、少し無駄な行為であるかもしれません。

また、同じメモリでメモリスロットを揃えることでも、爽快感があるかもしれません。

(Photo by 著者)