ネットでの文章を書く時に・・・

インターネットでブログを書いたり、メディアで記事を書いたりする時に、重要な点といえば、タイトルです。タイトルがよくなければ、情報が大量にあるインターネット上では、全くコンテンツを見てもらえないということがあります。

しかし、タイトルが重要というのは何となく理解してもらえると思うのですが、その理由を深く考えたことがあるという人は意外と少ないのではないでしょうか。

著者は、ブログを8年ほどやっており、さらにこのnanapiでも記事をよく書いていますが、タイトルの重要性をきちんと理解してからは、アクセスを稼ぐのが容易になりました。また、「はてなブックマーク」などのソーシャルブックマーク上でも高い評価を受けており、個人ブログでありながら、日本120位ほどのブックマーク数を獲得しております。

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手前味噌になりますが、そこまで多くの記事を書いていないのにも関わらず、多くのブックマークをいただいているのは、タイトルづけに非常に気を使っているからではないかと考えています。

そこで、インターネット上で記事を書いており、もっとアクセス数を稼ぎたい!という人のために、タイトルの付け方について説明したいと思います。

まずは、タイトルが重要な理由を説明し、その上で、どういうタイトルをつけたらいいかを紹介したいと思います。

なぜタイトルが重要なのか?

なぜタイトルが大事なの?

そもそも、なぜタイトルが大事なのでしょうか?それを知るには、まずはインターネットの仕組みから考えてみましょう。

インターネットには、ハイパーリンクというものがあります。もう当たり前すぎて気づかないかもしれませんが、各ページと各ページがリンクという形で結ばれて、移動できるというのがインターネットの画期的なところの1つだったわけです。

リンクの仕組みにより来るユーザーが変わった

この仕組みにより、本や雑誌のように、文脈があった状態で記事を読む、という形が薄くなり、いわば「突然、途中のページに来訪するユーザー」が圧倒的になりました。

この、前から後ろへの文脈の希薄化、というのは非常に重要になります。要は、

  • どういうサイトなのか全く知識がない人
  • どういう人が書いているのか全く知識がない人
  • どういう内容なのか、ほとんど知識がない人

というのが記事を読みに来る大多数の人になるわけです。

もちろん、ブログなどのファンになって来る人も多くいると思いますが・・・。

たとえば、本を読む時に、最初のまえがきから読んでいけば、「ああ、この作家さんは元アナウンサーだから、テレビ局での体験談とかがあるんだろうな」みたいな予測がつきます。

しかしインターネットでは、突如来て読みはじめる人が多いわけですね。これはなかなか難しい。だらだらと自己紹介をしてしまうと、すぐに戻るボタンで去ってしまったりするわけです。

ヒントはタイトルしかない

さて、そんな人がきやすいインターネットですが、1つ、飛ぶ前にヒントがあります。お気づきの通り、それがいわゆる「タイトル」です。

あえて長文で説明しましたが、すべて直感的かつ当たり前だと感じると思います。しかし、この前提が想像以上にタイトルの重要性に大きな影響を与えていることを覚えてください。

タイトルをおもしろくすればいいわけではない

さて、上記でリンクとして他ページから飛ぶ際に、タイトルのみがヒントだから重要だよ、という話をしましたが、ここまでは単純な話です。

しかし、ここでありがちなのが

「とにかく、ヒキがあるタイトルにすればいいんだ」

となってしまうことです。

まあ、よく言われるのが「数字を入れましょう」とか「たった1つの方法、のように限定しましょう」とかそういうテクニックは聞いたことある人も多いかもしれません。

しかし、これらを表面的に真似てもしょうがないのですね。タイトルが過激で、内容とマッチしていないという記事になってしまっては意味がありません。

これらはいわゆる「釣りタイトル」と呼ばれます。週刊誌やスポーツ新聞の見出し的なものですね。

タイトルだけが過激で、内容がたいしたことない記事に来ても、期待と違ってすぐにかえってしまったりするのですね。

はい、ここで重要な単語が出て来ました。「期待と違う」。

そう、期待と違うタイトルが一番問題なのです。タイトルとコンテンツはいわゆる対となるもの。タイトルの内容と、コンテンツの内容が「期待値に沿う=一致する」のが、とても重要なのです。

期待値にあったタイトルとは・・・?

この記事でのメッセージはただ1つ。「記事のタイトルは、期待値にあったものにすること」です。

これがとても重要かつ難易度が高いのですね。そもそも、期待値にあったタイトルってなんだよ、みたいに思うと思います。

これは言語化しづらいので、例を出して説明します。

たとえば・・・

たとえば恋愛の記事で「好きな女の子に振り向いてもらうたった3つの方法」みたいなタイトルがあったとします。

これから受ける印象は、もう恋愛の本質のような、すごい3つが出てきそうじゃないですか。

しかし、その内容が「清潔にすること」「その子に優しくすること」「マメに連絡を取ること」だったらどうでしょうか。少なくても「いやいや、もっとこういうのもあるんじゃない?」と思うかもしれないですし「当たり前すぎて役に立たない・・・」と思うかもしれません。

これは内容がダメというより、タイトルとの期待値があっていないから出る問題です。これがたとえば

「女の子に振り向いてもらうための、基本的だけど大切なこと3つ」だとしたら、納得度があがるかもしれません。タイトルを見ただけで、なんとなく「基本的なこと」と「大切なこと」をいうんだろうな、とわかるからです。

もっと正確にやるなら「女の子を振り向かせるには清潔、優しさ、マメさの3つが重要!」みたいなタイトルにします。すると、内容を想像できるので納得度があがるのですね。

では、どうすればこういうタイトルをつけられるのでしょうか。具体的なやり方を紹介します。

期待値にあったタイトルの付け方

STEP1

まず、仮タイトルをつけて、記事を書き始めます。

STEP2

記事の大まかなものが書き終わったら、その内容を短くまとめます。だいたい100文字くらいにいったんまとめてください。

たとえば

「この記事では、女の子に振り向いてもらうために大事なことを紹介している。ポイントは主に3点で、清潔にすること、優しくすること、マメに連絡することだ。どれも基本的だが、だからこそ重要なのである。」

みたいな感じにします。

STEP3

そのまとめたものを、さらに20-30文字くらいにしてみます。

女の子に振り向いてもらうために大事なこと3つ

STEP4

ここで内容ともう一度見比べます。「このタイトルだけで内容を想像できるか?」と考えてみましょう。

大事なこと3つだけでは足りなくて「基本的だ」という内容も重要なのではないか・・・などと想像をしてみます。

STEP5

そして、それでまたタイトルを変えてみます。

女の子に振り向いてもらうために基本的だけど大事なこと3つ

このようにしてタイトルを決めていきます。

大事なところ

ここで大事なのは、「タイトルがいきすぎててもいけない」と同様に「タイトルがしょぼすぎてもいけない」ということです。

せっかくいい内容なのに、「女の子を落とすならこれ!」みたいなタイトルだったら、期待値が下がってしまい、そもそもクリックされなくなってしまいます。

正確に、内容にあわせたタイトルにするというのが重要になります。

というわけで

タイトルの付け方を紹介してみましたが、いかがでしょうか。

このあたりは慣れも大きく関わります。記事を書くたびに、タイトルと記事をいろいろな人に見てもらって、タイトルの期待値にあった内容かどうかを確認してもらうといいかもしれません。

がんばってください!

(photo by amanaimages)