はじめに

筆者は先日、10年近く使っていたスキャナが壊れてしまい、新しいものに買い替えました。その際色々比較検討したのですが、時代とともに種類も機能も豊富になっていて、ずいぶん悩みました。そのときの経験を元に、各種類の特徴と用途別での選択のポイントをご紹介します。

現在売られているスキャナの種類

1:フラットベッドスキャナ

代表的なスキャナのタイプです。

カバーを開けて、原稿を1枚置いて、カバーを閉じて、スキャンします。コンビニのコピー機のような手順でスキャンするタイプです。

メリット

  • 薄型で収納性が高い
  • 廉価版から上位機種まで幅広い価格帯から選べる
  • スキャンした画像にゆがみが出にくく画質がよい

デメリット

  • 自動給紙機能がないものがほとんどで、大量のスキャンは時間がかかる
  • 両面同時スキャンができない

こんな目的にぴったり

  • パソコン絵画やデザインのための下絵を取り込みたい人
  • 布などの素材画像を取り込みたい人
  • 初めてスキャナを買う人など

2:ドキュメントスキャナ

1とは対照的に、自動給紙機能がついていて、大量の書類をスピーディーにスキャンできるタイプです。

付属品を使って、A3書類までスキャンできたり、両面同時スキャンができるタイプもあります。

メリット

  • スキャンが早い
  • オフィスユースに特化しているものが多く付属ソフトも仕事に役立つものが多い(名刺管理、書類管理など)

デメリット

  • フラットベッドタイプに比べて大きい
  • 自動給紙のためゆがみが発生しやすい
  • 布やカードなど紙以外のものはスキャンできない。

こんな目的にぴったり

  • 蔵書を電子書籍化したい人
  • 仕事の書類をPDF化したい人
  • 大量の名刺をデータ化したい人など

3: ハンディスキャナ

棒状のスキャナです。手で持ち、スキャナを動かすことで読み取ります。

以前は高価でしたが、価格がかなり安くなりました。ワイヤレスでパソコンやiPadに転送できるものもあります。

メリット

  • コンパクトで携帯性が高い
  • 電池で動くタイプなら持ち出してどこでも使用可能

デメリット

  • 操作に慣れないとゆがみなどが発生する
  • 比較的画質が悪い

こんな目的にぴったり

  • 出張など出先で使いたい人
  • 友達のノートをスキャンさせてもらうなど簡易なコピー機代わりとして使いたい人など

4: スキャナアプリ

iPhoneユーザーなら、スキャナを買わなくても、アプリで代用することも可能です。カメラ機能を使って原稿をPDF化します。

メリット

  • 無料から数百円と安い価格で利用できる
  • 携帯性と省スペース性が抜群
  • ネットとの連携が容易

デメリット

  • 大きな原稿は不得手
  • 明るさなどの補正に手間がかかる場合がある

こんな目的にぴったり

  • 名刺や領収書などをメモ的にPDF化したい人
  • スマホ同士でスキャンしたデータを共有したい人など

おわりに

以前筆者は、フラットベッドスキャナを使っていましたが、今回ドキュメントスキャナを購入しました。

読み取り速度や、自動PDFブック化などの機能には驚嘆しましたが、一方、デザインの仕事にはほとんど使えず、少し後悔もしています。

みなさんは用途に合った、納得のスキャナ選びをしてくださいね。

(Photo by 著者)