IoTとはパソコンやスマホなどの情報通信機器だけではなく、全てのものにインターネットを繋げることです。

例えば犬の首輪にICタグをつけて、スマホで犬がどこにいるか、何をしているか監視できる機能もIoT技術の1つの例です。

今回は、最近よく耳にするIoTの理解をさらに深めるため、知っておくと得するIoT初心者向けの関連用語を説明します。

インターネットのIoT用語集

IoTには、繋がるモノの分野で様々な専門用語があります。まずはどの分野でも登場する基本のインターネットに関するIoT関連用語を紹介します。

クラウドコンピューティング
コンピュータで管理・利用していたソフトウェアやデータを、インターネットを介して管理・利用が行えるサービス。インターネットを通して提供されるサーバ上でデータの保管ができる「Dropbox」がクラウドコンピューティングの例として挙げられます。

IoC
internet of customerの略でセールスフォース・ドットコムが提唱する「IoTの先にヒト(顧客)がいる」という考え方。モノを使うのはヒトであり、ヒトが持つ課題をIoTでどうやって解決できるか考えて、モノではなくヒトに役立つものを提供しようと提唱しています。

VPN
Virtual Private Networkの略。公共のインターネット回線内の拠点間を、専用線のように繋げてプライベートネットワークにしてしまうこと。これにより、他者からの干渉を受けず限られたものでやりとりをすることが出来ます。のぞき見や不正アクセスを防ぎ、強い安全性を実現します。

IaaS
Infrastructure as a Serviceの略。コンピューターを構築・稼動させるための基盤そのものを、インターネット上のサービスとして提供する形態のことです。ハードウェアのスペックやOSを、ユーザーが選んでネットワーク越しに使用することが出来ます。

PaaS
Platform as a Serviceの略。アプリケーションを稼動するために必要なハードウェアやOSなどのプラットフォーム一式を、インターネット上のサービスとして提供する形態のこと。

自動車のIoT用語集

自動車分野のIoTは、Googleが参入して自動運転技術を開発するなど注目を集めている分野です。近い将来、広く使用されることが期待されています。

コネクテッドカー
コネクテッドカーとは、インターネット通信機能を持った自動車のこと。安全性を高め、効率的な運転を補助するために様々なデータを収集・分析してユーザーに提供します。

自動運転カー
人の操作による運転をしなくても、設定された目的地まで自動で運転する自動車のこと。人為的なミスによる交通事故の抑制が期待されています。

テレマティクス
自動車や自転車などに通信デバイスを持つ機器を設置することで、ユーザー向けにリアルタイム情報を提供することを。現時点では、カーナビと連動して天気予報の閲覧、メールのやり取りなどが例に挙げられます。

角速度センサ
別名ジャイロセンサ。回転や向きの角度を検知することができるセンサーデバイスのこと。車の横振りなど人の感じにくい運動を感知して、運転を補うことが出来ます。

プローブデータ
センサーを積載した自動車を走らせて得られるGPSや速度などのデータのこと。車の開発に役立てられています。

生活(家・家電・インフラ)のIoT用語集

私たちの身近なモノにも、すでにIoTが導入されています。例えばスマートフォンで操作できるコーヒーメーカーが。起きてすぐにスマフォから指示を送れば、ベッドの中にいながらコーヒーを作ることが出来ます。IoTと家電は特に相性が良く導入率も高くなってくるのでは、と感じます。

スマート家電
ネットワークに接続され遠隔で操作したり、他の機器と連携して自動的に制御することができる家電製品のことをいいます。

スマートコンセント
家庭のコンセントに差し込むプラグに通信機能を持たせて、コンセントと接続した電気機器の電源管理を行えるプラグをスマートコンセントと言います。 外出先から電気機器の電源を切ることができるなど実用性が高いです。

スマートホーム
家庭にある生活機器をインターネットで接続して、効率的で快適な生活空間を実現する家のこと。家電や生活機器をインターネットに接続して容易にコントロールできるものが挙げられます。

HEMS
Home Energy Management Systemの略。読み方はHEMS(ヘムス)。主に節電を目的に使われています。電力の利用状況を確認したり、家電を自動制御したりできます。

HomeKit
Appleが2014年に発表したIoT向けの開発システムです。 “Works with Apple HomeKit”に対応した家電を対象に、iOS8以降を搭載したiPhone、iPad、iPod touchの操作で電源のオン・オフや温度調整などを可能にします。

基本的な用語を知ってIoTをより身近に

IoTは想像以上に、私たちの生活に近づいてきています。特に家電は、今後IoTがどんどん導入されていくことでしょう。

初心者だから分からないと敬遠せず、関連用語の説明を読んで新しい時代の波に備えましょう。

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