2016年8月27〜28の期間、幕張メッセで日本最大級のキャラクターとホビーのイベント「C3TOKYO2016」が開催され、多くのホビー好きたちが駆けつけた。

東京ゲームショウやE3などのイベントとは違い、ややキャラクター寄りで、ゲームというよりリアルな玩具を紹介するイベント内容。そのためか、女子や子どもの姿を多く目にした。新しいガンプラや、新しいウルトラマン、そしてプラモデル教室やキッズファミリーコーナーにスペースを大きく割いており、むしろ「女子や子供のために開催されたイベント」と言っても過言ではない。

にもかかわらず、「それマニアックすぎないか?」「それどういう発想だよ!」という子供を完全スルーしたブースが多数出展していたので、今回はそんなマニアックなブースに焦点を当て、いくつか紹介したいと思う。ちなみに当編集部、そういうブース、嫌いじゃあないぞ!

「C3TOKYO2016」のマニアすぎるブース3選

1. 自衛隊×アメリカ軍ブース

えっ!? 自衛隊×アメリカ軍ってなんぞ(笑)。という疑問が湧き、「C3TOKYO2016」の公式サイトを見たものの「詳細については続報をお待ち下さい」と書かれたまま、詳細は謎のまま。

とりあえず会場で当該のブースに向かう。そこにあったのはジープ? いや、高機動車と説明が書かれている。数台の高機動車といわれるクルマが展示されており、どうやら自衛隊などで使用している車両らしい。子どもたちよりもオッサンがどんどん集まってきて、次々に車両に乗り込んでいった。まさにオッサンホイホイ!

なんかデカい人がいる! と思ったら、海上自衛隊千葉地方協力本部のゆるキャラとして人気の「千葉未来」ちゃんと判明。快く撮影を許してくれた。

子どもたちと撮影しようと未来ちゃんが「おいでおいで〜!」と手招きするが、子どもたちが裂けていたのは記者の目の錯覚だと思いたい。

ちなみに、イベント終了から2日が経過した現時点でも「C3TOKYO2016」の公式サイトでは「詳細については続報をお待ち下さい」のままだった(笑)。続報は来るのだろうか……。

2. ガルパン釣りブース

ガルパンは「ガールズ&パンツァー」の略なのは誰もが知っている事かもしれないが、「釣り」ってなんぞ(笑)。ということでさっそくブースに行ってみたところ、タイトルそのまんまだったのでとりあえず写真をご覧いただきたい。

「ガルパン釣り」とは、ガルパングッズを釣り竿の先についたマグネットで釣るというもので、価格は1回500円。30分ばかしブースを見ていたが、釣り客は大人の男性が大半で、なかなかの好評だった。

大人が真剣な眼差しで美少女グッズを釣っている姿はシュールだが、アタリを釣るとスペシャルグッズがもらえるとのことで、何度もリピートして釣っている大人たちもいた。とはいえ適当な釣りゲームではなく、釣ったグッズは必ず魚用のカゴに入れるというリアル志向。どうでもい……、徹底したこだわりを感じられた。

この「C3TOKYO2016」で先行販売したグッズも多数あったようで、ガルパンマニアが集まって情報交換している様子も見られた。

3. カラオケブース

人気のカラオケチェーン「まねきねこ」が、モニターの背景動画をアニメ作品にして歌えるサービスをアピールしていた。他のカラオケボックスにはない「まねきねこ」だけのサービスらしい。

しかもこのブース、数ある「C3TOKYO2016」のブースのなかで、1〜2位を争うくらいの人気ぶり! 数十分待ちの行列ができ、その客のほとんどが女子! カラオケを歌うためにこんなにも人が並ぶとは驚きである。

しかもここ、オープンスペースなので自分が歌っている様子がみんなにモロ見え。撮影を許してくれた女子の一人は、アニメのモニター映像にどっぷりと浸りながら美声を響かせていた。記者はオッサンだが、そんな度胸ないよ……。

「リアルに遊ぶ」を楽しめる

……と、ここまでマニアックなブースを3つ紹介してきたが、正直、「C3TOKYO2016」は非常に面白かった。いや、非常に興味深かったと言ったほうが適切かもしれない。他の同類のイベントとは客層が違うだけでなく、映像コンテンツだけではない「リアルに遊ぶ」を楽しめるイベントだと感じた。

誰もが楽しめるイベント

さらに、子どもが楽しめるキッズファミリーコーナーやプラモデル教室がある一方、マニアックなディープ層に主軸を置いたコスプレ広場も用意されていた。特定の層だけが楽しめるイベントではなく、誰もが楽しめるイベントになっていたのである。そう考えれば、自衛隊もガルパン釣りも、その存在の理由が理解できる。

贅沢を言えば、もう少しグルメコーナーが充実していれば嬉しかったかもしれない。そして、イベントの存在自体を知らない人が多すぎるので、告知にもっと力を入れると良いと思われる。また来年のレポートも期待して待たれい!

(image by 筆者)