PS VRの発売開始を受け、さらなる盛り上がりを見せているVR業界。PSVRを購入したいのにできなかった人たちは、その大半が次にPSVRを購入できる機会をうかがっているようだが、一部の人たちは諦めて他のゲーム機を購入する、なんていうケースもあるそうだ。その中でも、PSVRの代替品として人気を集めているのが「HTC Vive」(以下Vive)である。

PSVRの代替機となり得る「Vive」

まずはViveについて簡単に説明をしておこう。Viveは2016年4月に発売されたWindows PCを使用するVR機器で、両手にコントローラーを持って操作し、またベースステーションと呼ばれるプレイヤーの位置認識を完璧に行うユニットが付属しているため、PSVR以上に全身を利用したゲーム体験ができることが特徴だ。

さらに、PSVRよりも半年早く発売されたこともあり、ゲームコンテンツは非常に充実PCゲームを販売するプラットフォームSteam」には毎日のように新作ゲームが追加され、その中にはPSVRではまず楽しめないような、いい意味で粗いゲームやアダルトコンテンツも存在しているのである。ぬ、もしかしたらPSVRよりViveの方がいいのでは…。

新橋ツクモでViveを無料体験!

Viveの販売店である電機店「TSUKUMO」では各店頭で実際にViveを体験できる無料VR体験会を開催している。スケジュールは店舗によって異なるが、新橋ツクモデジタル.ライフ館ではなんと毎日無料VR体験会が開催されているのだ!

無料VR体験会の開催時刻は一応決められているものの、相談をすれば可能な限り対応をしてくれるとのこと。つまり、あらかじめ連絡さえ入れておけば、好きな時間でViveの無料体験ができると言っても過言ではないのである!

VR体験するなら平日の昼間が狙い目

今回、新橋ツクモデジタル.ライフ館を訪問したのは平日の昼間ということもあり、体験会の会場は誰一人いないという天国のような状態になっていた。順番待ちや制限時間、ギャラリーの視線とは一切無縁なのである。これほどまでに気兼ねなくVR体験ができる会場が他にあるだろうか。

どうやら平日の体験会は来場者数こそ少ないものの、比率としては休憩時間中のサラリーマンが訪れることが多いようだ。これだけ人が少ない状態であれば、貴重な休憩時間の中でVR体験をするのも悪くないだろう。職場の近くにツクモの店舗がある方はぜひチェックしてみていただきたい。

「Hop Step Sing!」を体験!

まずは早速Viveを使っていくつか体験させていただくことに。最初に体験したのは「Hop Step Sing!」というバーチャルアイドルのVRコンサートを体験できるというもの。

こちらに限ってはゲーム性がなく、純粋に音と映像を楽しむというコンテンツになる。PSVRで発売された「アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション」に非常に近しいジャンルとのことだが、実際はどうなのだろうか。

思わず覗き込みたくなるリアリティさ!

ヘッドフォンとVRゴーグルを装着し、映像と音楽が流れ始めると、VRコンサートの魅力に対して半信半疑だった気持ちが一瞬にして吹き飛んだ。これはスゴい……!! 普通の女の子くらいの大きさをしたバーチャルアイドルたちが、目の前で歌って踊っているのである。

かなり精巧にグラフィックが作り込まれていて、立体感は本物の女性と大差がありません。顔がアニメ顔をしているだけで、その他はリアルな女の子のアイドルなのだ!

精巧な描写はスカートの中にまで及んでいて、ミニスカートがハラリと揺れた瞬間に下からのぞき込むと、なんと履いているパンティーまでも確認できるではないか……!

モホォオオオオオオオオオオオ! こりゃたまらん! ギャラリーが誰もいないのをいいことに、会場に寝そべりながら上を見上げてパンティーをチェック。よしっ、満足!! 体験会でここまで自由にできるツクモの環境にも、「Hop Step Sing!」の完成度にも大満足だ。

「The Lab」を体験

続いて体験したのは12種類のミニゲームが収録された「The Lab」というゲーム。この手のゲームは初心者向けのチュートリアル的なものの寄せ集めになりがちだが、「The Lab」はVRの基本操作で楽しめるゲームだけでなく、応用が必要なゲームも多く収録されているそうだ。

弓で侵入者を防ぐミニゲーム

その中で今回体験させていただいたのは、城への侵入者を弓で狙い撃ちして城を守るというシンプルなゲーム。スッキリとしてポップなグラフィックが見やすく、とても親しみやすい点は非常に好印象だ。

弓を引く動作は客観的に見てもまさにそのまま。かなりリアルな操作感で弓矢を放つことができるのは非常に気持ちが良い。ターゲットに照準を合わせる感覚も本物の弓とそっくりだ。まあ、本物の弓を使ったことはないが、きっとそっくりなのだろう。

「Tilt Blush」を体験

そして最後に体験したのは「Tili Blush」というお絵かきソフトだ。この「Tili Blush」ではなんと3Dのイラストを作ることができるのである!

気分はライブペインティング!

3Dのイラストなので、紙や壁などキャンバスにあたるようなものはない。空間全体がキャンバスとなるのである。コントローラーのボタンを押しながら、空気中に立体的な絵を描いていく感覚はこのゲームでなければ味わうことができないだろう。これは非常におもしろい!

VRゲームの良くない点といえば、実際にゲームをプレイしていない人は画面を見ていてもあまり楽しめないという点だろう。しかし3Dイラストを描いている様子は、まるでライブペインティングをする画家を見ているような感覚になるため、エンターテイメント性が非常に高い。「Tili Blush」はVRゲームが示した新しい可能性のひとつだと言えるだろう。

たくさんのゲームが配信されている

Viveで遊べるゲームはPCゲームを販売するプラットフォーム「Steam」からダウンロードして購入する。こちらには無料のゲームや非常に安価なゲームもあり、セールが開催されて値引きされるゲームなどが数多く配信されているため、さまざまなゲームを気軽に体験できる環境が整っているのだ。

それはゲームクリエイターが気軽にゲームを発表できる場があるということでもあり、新しい着眼点を持ったVRゲームはSteamを通じて最初にViveで体験できるようになる可能性が高い。VRゲームの最先端に触れていたい方には、まさにViveはうってつけのVR機器なのだ。

ぜひ体験してみてほしい

気になった方はぜひツクモの店舗に足を運び、実際にViveを体験してみていただきたい。各店舗にViveの在庫を用意しているそうなので、気に入ればその場ですぐ購入することも可能だ。PSVRの再発売を待たず、Viveを手に入れるという選択肢もアリなのではないでしょうか。

(image by 筆者)

取材協力
新橋ツクモデジタル.ライフ館
住所: 東京都港区新橋1-12-9
TEL: 03-6264-5499
営業時間: 10時〜22時半(土日祝日は22時まで)