日本初のIoT体験型宿泊施設

8月上旬、福岡市の博多に「日本初のスマートホステル」がオープンします。「&AND HOSTEL(アンドホステル)」は近未来のIoT空間を楽しめる体験型宿泊施設。客室には最先端のIoTデバイスが組み込まれ、チェックインやチェックアウトだけでなく、空調管理や観光案内、睡眠管理など滞在中のあらゆるシーンでIoT体験が可能となっています。

クラウドファウンディングで資金調達に成功

この施設を開業するand factory株式会社は、クラウドファウンディングサイト「Makuake」で支援を募りました。すると公開直後から続々と賛同者が集まり、わずか9分33秒で目標金額 100万円を調達することに成功したのです。IoTへの注目の高さが伺えます。

体験できるデバイス

複数のIoT企業の協力の下、10種類のデバイスが導入されています。たとえば専用のスマートフォンを受け取り、スマートロックを開けて部屋に入ると、コミュニケーションロボットが「お待ちしていました、○○さま!」と出迎えてくれるなど、IoTガジェットが快適な宿泊体験を演出します。

ネットワーク接続型の高機能学習リモコン「iRemocon

スマホやタブレットと連携でき、他のIoT機器の操作を可能にします。

デジタル窓「Atmoph Window」

部屋にいながら世界の美しい風景が表示できます。

スマホで鍵を解錠・施錠する「Qrio Smart Lock」

世界最小の接地面積で様々な条件のドアに取り付けられます。

透過式メガネ型端末「SmartEyeGlass」

ハンズフリーでさまざまな情報を取得できます。

アプリをかざすだけで鍵の開閉ができる「スマート宅配ボックス」

チェックアウト後のちょっとした荷物の預け入れなどに便利です。

光・香り・音で使用者の睡眠をマネジメントする「Sleepion」

好きなアロマを選べば、旅先でも自宅のような快適な睡眠を得られます。

スマートフォンを利用して調光や1600万色以上もの調色ができるスマートLED照明「HUE」

タイマーを使えば光の目覚ましにもなります。

イヤホンジャックを通してさまざまなコンテンツを楽しむガジェット「PlugAir」

例えば福岡の観光ガイド情報など、さまざまなコンテンツが入っています。

スマートフォンのアプリと連動してメッセージのやり取りができるロボット「BOCCO」

チェックイン後やお帰りのメッセージなどを可愛く伝えてくれます。

ブロック型電子タグ「MESH」

部屋からワンプッシュでフロントを呼び出したり、HUEと連動して部屋に入ると照明が付いたり…使い方は無限大です。

部屋は3タイプ

IoTルームはツインルーム(2名利用)となっており、全部で4室用意されています。宿泊料金は1泊9,500円から。ドミトリーやダブルの部屋にはIoTガジェットは設置されていませんが、カフェ等のオープンスペースで一部が利用可能とのこと。

IoT推進の拠点としても

福岡市は「国家戦略特区」ですが、このホステルも観光目的としての価値を高めるだけでなく、IoT技術開発のテストマーケティングの場として活用していくなど、将来にあるべきIoTプラットフォームの構築や新たなIoTビジネスモデルの創出を目指しています。

【詳細情報】
場所:福岡県福岡市博多区上川端町
交通:地下鉄空港線・箱崎線「中洲川端」駅徒歩2分
構造:鉄骨造地上3階建
面積:381.78m2(115.48坪)
宿泊定員:48名
用途:1F:ダイニングラウンジ+客室
2F:客室+IoT Room
3F:客室+IoT Room

ドミトリー 2,800円〜 ダブルルーム 8,000円〜 IoT Room 9,500円〜(※いずれも / 泊、予定)