海外ITメディアのCNETが、IoTデバイスを全面的に導入した「スマートホーム」をつくりました。内部の様子を360度動画で紹介しています。

「スマートホーム」という実験場

CNETは、ケンタッキー州の地上2階地下1階の住宅を「スマートホーム」に改造しました。これは、これから急激に普及していくであろうIoT機器の効果検証のため「リビングラボ(生活空間に根ざした実験場)」として設立したもの。最新のスマートデバイスが居住空間のいたるところに設置されています。

見学してみよう

この「スマートホーム」の様子は360度動画で覗くことができます。

玄関・リビング

玄関のドアは、鍵を差し込まなくてもロックが解除されます。スマホと連動しているスマートキー「Schlage Sense」のおかげです。またスマート防犯カメラ「NEST CAM」、防犯アラーム「SCOUT Security System」なども搭載し、セキュリティ対策もばっちりです。

照明もスマート化されています。リビングの入り口すぐに設置されたスマートスピーカー「Amazon Echo」に「Alexa(アレクサ)」と声をかけると、アシスタントアプリが起動。照明のスイッチをオンにしてくれます。

キッチン・ランドリールーム

調理器具もスマートです。正確な温度調節を可能にするスマートフライパン「Pantelligent」やスマート電子レンジ「Samsung Wi-Fi range」が料理をサポートします。

注目すべきは、スマート冷蔵庫「Samsung Family Hub Refrigerator」でしょう。扉外側の21インチスクリーンを操作して、タブレットのようにラジオを聴いたり料理レシピを閲覧することができます。さらに扉を閉めるたびに内側のカメラが冷蔵庫の中身を撮影。何が入っているか、いつでもスマホで確認できるので買い物の時などに便利です。

ランドリールームにはスマート洗濯乾燥機「Whirlpool Cablio」を設置。スマホから遠隔操作できるのが特徴です。洗濯が終わったらスマホに知らせてくれたり、衣類に合わせて細かな洗い方の設定を選べたり、様々な拡張機能があります。

寝室・子供部屋

寝室では、スマート空調「NEST Learning Thermostat」が快適な空間を保ってくれます。温度を下げたいと思ったら、ベッド脇の「Amazon Echo Dot」に希望の数値を伝えるだけ。同期した「NEST」が天井のスマートシーリングファン「Haiku」と連動して快適な空間を保ちます。

子供部屋のベッドには、スマートマットレス「Sleep Number」が敷いてあります。これは睡眠パターンを計測して、睡眠の質をチェックするためのもの。子供が夜ふかしをしていないかも確認できるといいますが、それはちょっと過干渉すぎるかも。

デバイスはこの他にも

紹介したのはごく一部。以上の他にもこれでもかと最新デバイスが導入されています。詳しくはスマートホーム特設ページをチェックしてください。

未来では「スマートホーム」が普通の家?

今回、何度「スマート」という単語が出てきたでしょう。とはいえ、将来的にはあらゆるデバイスがネットに接続され、「スマート」であることが当たり前になっていくのだと思います。

ちなみに、日本でもIoTデバイスに囲まれた生活を体験できる「スマートホステル」という試みが行われています。一足先に未来の生活に触れてみてはいかがでしょう。

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