これを履いてクラブに行けば、可愛い女の子をナンパできるかもしれない。

株式会社no new folk studioの開発するスマートフットウェア「Orphe」は、水曜日のカンパネラや山本寛斎氏、AKB48といったそうそうたる顔ぶれとのコラボレーションで有名なIoTデバイス。そして、2014年にスタートしたクラウドファンディングプロジェクトでもあります。

そんな「Orphe」がついに9月9日から一般発売! 伊勢丹オンラインストアや金沢21世紀美術館などで販売されます。

スマホを操作してソールから光や音を放ち、踊ろう

「Orphe」の魅力は、ソールがあらゆる色をしながら光り、踏み出すと音を鳴らしてくれること。なんとそれらの光や音はスマートフォンの操作を介することでできます。

約100個ものフルカラーLEDをソールに内蔵している「Orphe」ゆえ、多くのLEDが放つ色とりどりの光によって豊かな光を生み出します。さらに、iOSやAndroid対応のアプリケーションでSCENEとよばれる光と音のデザインができます。足の動きとともに移り変わっていく光や音の微細な違いを楽しめばより一層外出する時間が楽しいものになるでしょう。

また、音響部分にもフォーカスされていて、ソールに内蔵の9軸モーションセンサで動きをリアルタイムで取得。音楽制作ソフトなどとの連動により、エンターテイメント空間が作り出す可能性はより拡張していくはずです。

靴元来の概念や機能を超えていく「Orphe」

アプリを使って自由なデザインを楽しめるSCENEは、今後さらに機能を展開する予定です。

クラウドを使うことにより他のユーザーとSCENEの共有をはかっています。それだけでなく、アーティストのデザインしたSCENEをダウンロードし、自分の「Orphe」のソールに取り込むことも可能に。

そのうえ「Orphe」対応アプリを使って楽しむ者のみならず、アプリ開発に携わる者にも嬉しいことが。ソフトウェア開発キットを無償で公開することで、「Orphe」に関する新たなアプリの登場に期待できそうです。「Orphe」の可能性は限りなく広がっていくことでしょう。

「歩く」のではなく「参加する」ための靴

すでに「Orphe」を着用しているアーティストたちは、一般発売にむけてコメントを残しています。なかでもデザイナー・プロデューサーの山本寛斎氏が印象的です。

7月21日(木)に、デザイナー・プロデューサーの山本寛斎が手がけたイベント「日本元気プロジェクト2016/スーパーエネルギー!!Produced by KANSAI YAMAMOTO」にて、Orpheのシューズとコラボレーションをさせて頂きました。
暗がりの中、眩いシューズを履いたモデル陣がラインナップした瞬間、会場内が一気にどよめき、次にとてつもなく大きな拍手が沸き起こりました。
その歓声を直接感じたのはモデル一人ひとりです。
彼らのテンションもさらに高揚し、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。
このモデル陣に与えた“高揚感”は、どこか“祭り”に近い感じでした。
Orpheのシューズは、それぞれのユーザーが、思い思いにカスタマイズできて、その活用方法は無限大です。
つまり、“祭り”と同様、“参加型”のシューズなのです。

一人ひとりがデザインした光や音のSCENEを、クラウドを通して多くの人と共有すれば楽しみが生まれます。なかにはアーティストがデザインしたSCENEもあるのですから、彼らのSCENEをダウンロードして「Orphe」を着用すれば、アーティストになったような気分を味わえるはず。活用方法はさまざまです。それはまさに山本寛斎氏の言わんとする「参加型」のシューズといえます。

テクノロジーの発達により他者と自分の距離や隔たりが曖昧になってくることに対してなかには警鐘を鳴らす者もいますが、ひとつの文化を築き上げていく一員であるという認識が強くなるはずです。もはやアーティストも客もごちゃごちゃになってひとつのショーを体感しながら生み出す、アーティストと融合していくことこそ、これからのエンターテイメントが進んで行く方向でしょう。

(image by Orphe)