さまざまな分野で注目されているドローン。その中でも特に、物流の分野では期待されています。実際に企業でもドローンを使った配達テストが行なわれています。その一つが宅配ピザチェーン店のドミノ・ピザです。

8月25日に、ニュージーランドでドローンを使った配達サービスのテストを行いました。また、同社は無人運転による宅配テストも行い、ロボットを活用した配達に熱心に取り組んでいます。

ドローン配達のメリット

ドローンを活用することで交通状態に左右されることなく、従来よりも高速で安全に宅配ができるようになります。また、今までバイクでは届けられないような場所であっても、空かというルートを持つことで、宅配エリアの拡大にもつながるのです。

ドローンによる配達は、当面ニュージーランドの1店舗のみで試験運用を行い、将来的には日本、オーストラリア、ベルギー、フランス、オランダ、ドイツなどの6か国での実施を予定しています。

今回のテストには、オーストラリアのスタートアップ『Flirtey』が開発したドローン『DRU DRONE』を使用。同社は、ドミノ・ピザの自動運転ロボット『DRU』を開発し、試験を行った実績もあります。

超えなければならない課題も

ドローンによる配達はメリットもたくさんありますが、課題も多くあります。

ニュージーランドは2015年に、世界で初となるドローンの商業利用に関する規制が導入されたましたが、操縦者が視認できる範囲内に制限しているので、現状ではドローンに宅配は不可能です。アメリカでも2016年8月に規制が導入されましたが、同じような制限があります。

また、規制が緩和され、企業が簡単にドローンを使ってサービスが提供できるようになっても、空に飛び交うドローン同士の事故が発生する恐れもあり、操縦者の技術力を高めないといけません。

ドローンの宅配が数年以内にも開始!?

ドミノ・ピザだけでなく、Amazonも同じようにドローンを使ったサービスのテスト行っています。まだまだ課題はありますが、数年以内にはドローンによる配達サービスが当たり前になっているかもしれませんね。

(image by dominos)