「社長」というと多忙極まりないイメージがあります。いったい、いつもどのようにしてタスク管理をしているのでしょうか。

さっそく、IT系企業社長11人に愛用中のタスク管理アプリを聞いてみました!

目次

  • 1:株式会社クラウドワークス・吉田浩一郎さん
  • 2:株式会社シンクスマイル・新子明希さん
  • 3:株式会社スクー・森健志郎さん
  • 4:ChatWork株式会社・山本敏行さん
  • 5:株式会社nanapi・古川健介さん
  • 6:株式会社はてな・栗栖義臣さん
  • 7:株式会社Viibar・上坂優太さん
  • 8:ピクスタ株式会社・古俣大介さん
  • 9:BASE株式会社・鶴岡裕太さん
  • 10:ランサーズ株式会社・秋好陽介さん
  • 11:ユナイテッド株式会社・金子陽三さん
この記事では各企業を五十音順で紹介しています

1:株式会社クラウドワークス・吉田浩一郎さん

クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」の運営をつとめる株式会社クラウドワークス。2014年10月にはITベンチャーアワード「2014 Red Herring Asia Top 100 Winners」を受賞しました。そんな株式会社クラウドワークスの代表・吉田浩一郎さんが使用しているのは「Captio」です。

Captio

「Captio」は入力した文章を登録したメールアドレスに転送するアプリです。アプリを開くとメッセージ入力画面が表示され、宛先や件名を入力する手間なくメッセージを送ることができます。

吉田さんいわく「Captioは非常にシンプルなUIで設計されているため、慣れればほとんど画面を見なくても自分宛にメールを送れます」とのこと。会食中に発生した約束や移動中・寝る前・起床後など、あらゆる場面で思いついたことをどんどんメールしてストックできます。

株式会社クラウドワークス・吉田浩一郎さん「タスクをみるときにはGmailを見る際にCaptioという件名で検索すれば一覧で出てきます。継続的なTODOにしたいものにスターを付ければ、他のメールに埋もれることもありません」
App Storeからのダウンロードはこちら

2:株式会社シンクスマイル・新子明希さん

「したことない。をへらす」を経営理念に掲げる株式会社シンクスマイル。飲食店や美容系サービスなどを、割引価格でお試しできるサービス「トラコレ」などのサービスを手がけています。その代表・新子明希さんがタスク管理として使用しているのが「ChatWork」です。

ChatWork

「ChatWork」とは、チャットでのやりとりをベースにタスク管理やファイル管理などができるアプリです。

株式会社シンクスマイル・新子明希さん「プロジェクトなど、複数人が関わるタスクが多いので、グループチャット機能のある『ChatWork』が便利です。タスクを複数で共有もできますし、他の人間のタスクも見えて進捗が把握しやすいのが利点ですね。大事なものは『ピン』機能を使ってページ上部に表示させておけるのも助かっています」
App Storeからのダウンロードはこちら
Google Playからのダウンロードはこちら

3:株式会社スクー・森健志郎さん

様々なジャンルのスペシャリストを講師として招き、その授業をオンラインで放送するサービス「schoo(スクー)WEB-campus」を運営している株式会社スクー。その代表である森健志郎さんが使用している管理アプリがこちらです。

Todo Girl

「Todo Girl」とは、かわいい女の子がタスク管理のサポートをしてくれるアプリです。重要度の高さや期日に合わせて表示されるタスクが変化したり、画面からのスワイプのみでタスクを登録ができます。なお、セリフはすべてフルボイス対応。

自己鍛錬の習慣付管理としてこのアプリを使用している、という森さん。女の子の声で「忘れちゃダメだよ、おにいちゃん」と言ってくれる機能が、モチベーション維持に最適なのだそうです。

株式会社スクー・森健志郎さん「ただ、僕のタイプはツインテール妹系よりも、黒髪セミロングのツンデレ系のコなんですよね。例えるならばFate/stay nightの遠坂凛みたいな感じです。そのバージョンの開発をお願いできればと思っています。もしローンチされたら、課金します」
App Storeからのダウンロードはこちら

4:ChatWork株式会社・山本敏行さん

オンラインチャットツール「ChatWork」を運営するChatWork株式会社。2012年には、アメリカ・シリコンバレーに子会社「ChatWork Inc.」を立ち上げ、世界に向けたサービスの展開をすすめています。そんなChatWork株式会社の代表である山本さんが愛用しているタスク管理アプリはもちろん「ChatWork」です。

ChatWork

ChatWorkでは、そのタスクが生まれた経緯をログで確認できます。グループチャットでは、途中参加した人も過去ログが見られるため、コミットしやすいというメリットもあります。

ChatWork株式会社・山本敏行さん「会話のなかから生まれてきたアイデアがタスクに変化することがありますよね。現在はシンプルなタスク管理ツールではありますが、将来的には毎月継続的に発生するタスクの設定やタスクのアラート機能、外部のカレンダー機能との連携などをしたいと考えています」
App Storeからのダウンロードはこちら
Google Playからのダウンロードはこちら

5:株式会社nanapi・古川健介さん

ハウツーサイト「nanapi」を運営する株式会社nanapi。その代表・古川健介さんが現在使用しているタスク管理アプリは以下のものです。

Todoist

「Todoist」はスマホやデスクトップ、ウェブブラウザなどさまざまなデバイスからアクセスでき、タスク管理ができるアプリです。「Your Productivity」という機能があり、タスクをこなすとポイントのようなものが貯まっていく機能もあります。

株式会社nanapi・古川健介さん「この機能がないものだと新しいToDoを追加するよりも『こなす』ことに注力してしまい、結果的にタスク管理に漏れが出てしまいがちでした。この機能のおかげで『どんなToDoもとりあえず登録しよう』という気持ちになれるので楽しいです」
App Storeからのダウンロードはこちら
Google Playからのダウンロードはこちら

6:株式会社はてな・栗栖義臣さん

2001年の創業以来、「はてなブログ」「はてなブックマーク」をはじめとする多種多様なサービスを提供し続ける株式会社はてな。その代表取締役社長である栗栖さんがタスク管理として使用しているのがGoogleカレンダーとiPhoneの「メモ帳」アプリです。

Googleカレンダー

栗栖さんいわく「会社全体でGoogle Appsを導入しており、会議の予定(会議室の予約含む)はGoogleカレンダー上で共有しています」とのこと。Googleカレンダー上で会議の出席やその他タスクなども一元化をすれば、スケジュールを把握しやすいというメリットがあります。

株式会社はてな・栗栖義臣さん「会議や発表の準備に当てたい時間も、カレンダー上に『作業時間』としてスケジュールをいれておけば、その時間に他の会議の予定などを入れられにくくなりまとまった時間がとれるようになります。また、時間を1時間に設定して予定を組むので、制限時間のある中で作業をすることとなり、捗ります」
Google Playからのダウンロードはこちら

iPhoneの「メモ帳」

Googleカレンダーのほか、iPhoneのデフォルトとして入っているアプリ「メモ帳」もタスク管理に活用しています。栗栖さんの場合、細かいTODOが増えたときにメモ帳に箇条書きで記入するようにしているようです。

栗栖さん「iPhoneのメモ帳を使っているのは、常に持ち歩くアイテムであり、入力が簡単だからです。Googleカレンダーと合わせて、外出先でも手軽に予定やタスクを確認することができて便利です」
Google Playからのダウンロードはこちら

7:株式会社Viibar・上坂優太さん

動画作成のクラウドソーシングサービス「Viibar」を運営する株式会社Viibar。その代表を務める上坂優太さんが使用している管理アプリがこちらです。

Trello

Viibarでは、開発チームの各機能の開発状況やビジネスプロジェクトの進捗状況などをそれぞれのワークフローをリスト化し、Trelloを使って各部署で管理しているそうです。

株式会社Viibar:上坂優太さん「『Trello』は、タスクの進行状況を視覚的に表現できるのが気に入っている点のひとつです。さらに、複数ボードを作れるので、ビジネスとプライベートのタスクをひとつのサービスで管理できるのもいいですね」
App Storeからのダウンロードはこちら
Google Playからのダウンロードはこちら

8:ピクスタ株式会社・古俣大介さん

写真・動画・イラストなどの素材を販売するオンラインサイト「PIXTA」を運営しているピクスタ株式会社。その代表である古俣大介さんがタスク管理として使用しているのが「Evernote」です。

Evernote

Evernoteではそれぞれの用途ごとにノートを作成できるのが魅力です。古俣さんはEvernoteに「全タスク」「本日のタスク」というノートを作成。毎朝「全タスク」ノートを見直し、不要になったタスクはすぐに削除しているといいます。また、終了したものにはタスク名に「★」をつけて管理すれば、終了したタスクと進行中のタスクが混ざることもありません。

ピクスタ株式会社・古俣大介さん「着手の優先度が高いものを上から順に並び替え、その日やるべきタスクを『本日のタスク』ノートへコピーしています。また、タスクが発生した時点で、仕事や労力の大小を問わず、すぐにノート『全タスク』へ追記しています。全ての業務を一元化することが、抜け漏れを防ぐ工夫ですね」
App Storeからのダウンロードはこちら
Google Playからのダウンロードはこちら

9:BASE株式会社・鶴岡裕太さん

ネットショップを無料で簡単に作成できるサービス「BASE(ベイス)」を運営するBASE株式会社。代表の鶴岡裕太さんは以下のタスク管理アプリを使用しています。

Captio

BASE株式会社・鶴岡裕太さん「Captioに入力した内容が自分のメールフォルダにそのまま届くので、あらゆるタイミングでタスクが目につき、忘れずに対応できます。小さなタスクはメールを既読にするタイミングで終わらせます。まだ完了していないタスクの書かれたメールは、未読にしておくことでタスクの抜け漏れを防ぐことができます。」
App Storeからのダウンロードはこちら

10:ランサーズ株式会社・秋好陽介さん

2008年日本初クラウドソーシングサービス「Lancers」を開始し、国内最大規模の会員数を誇るランサーズ株式会社。そんなランサーズ株式会社の代表・秋好陽介さんが使用しているタスク管理アプリは「Wunderlist」です。

Wunderlist

Wunderlistは同アプリを使っている他のユーザーと、タスクの共有をしたりコメントのやりとりなどができるタスク管理アプリです。その他にも、タスクのリマインド通知機能や種類によるジャンル分け、重要なジャンルには印をつける・・・など、様々な機能が搭載されています。

秋好さん「WブラウザとPCとスマホが連動しており、UIが気持ちいいですね。また、メールとも連携することが可能なので非常に便利です」
App Storeからのダウンロードはこちら
Google Playからのダウンロードはこちら

11:ユナイテッド株式会社・金子陽三さん

スマートフォンメディアとネット広告を手がけるユナイテッド株式会社。同社が提供するスマホのアイコンや壁紙のデザインを変えられるコミュニティアプリ「CocoPPa」は、全世界で3200万ダウンロードを突破(※注訳1)しました。そんなユナイテッド株式会社の金子陽三さんはiOSのデフォルトメールとGmailアプリをタスク管理に使用しています。

(※注訳1)・・・2014年12月現在

Gmail

金子さんのタスク管理方法は、タスクやメモしたいことなどをiOSのメールから件名にしてGmailへ送信するという方法です。Gmailアプリを開き、タスクの書かれたメールそれぞれに「スター」をつけます。タスクが完了したものからスターを外していくことで、完了したタスクと未完のタスクをわけられます。

ユナイテッド株式会社・金子陽三さん「数種類アプリを使った結果、一番シンプルな方法に辿り着いてしまいました。何年も前から外出時や出張時でも、PCやノートすら持ち歩かないのでこのシンプルなタスク管理が重宝しています。」

さて、あなたはどのタスク管理アプリにする?

昨年は仕事に忙殺されていたけど、今年こそ自分の業務をスマートにこなせるようになりたい!・・・なんて初詣でお願いしてから早数日。会社も始まったことですし、神様に頼るだけで満足せずに自らアクションをおこすときがやってきたようです。

今回、11人の社長たちがそれぞれ紹介しているタスク管理アプリを使って、今年こそは「デキる自分」を目指してみてはいかがでしょうか。

(写真提供:株式会社クラウドワークス株式会社シンクスマイル株式会社スクーChatWork株式会社株式会社nanapi株式会社はてな株式会社Viibarピクスタ株式会社BASE株式会社ランサーズ株式会社ユナイテッド株式会社
(ライター:高根ちさと)